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「この中から代表が出て来て欲しい」。U-19代表・秋葉コーチが「NIKE NEXT HERO プロジェクト」イタリア遠征メンバーに期待のメッセージ

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U-19日本代表のコーチを務める秋葉忠宏(JFAナショナルトレセンコーチ)は選手たちのアピールを期待した

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プレミアリーグにおける「NIKE NEXT HEROプロジェクト」のポイントランキング上位選手を中心に構成された「NIKE NEXT HERO プロジェクト海外遠征メンバー」が、1月22日から28日までイタリア遠征を実施する。

 イタリアでは、日本代表DF長友佑都が所属する名門・インテルのトレーニング見学や、インテルアカデミーコーチが参加してのトレーニング、インテルアカデミーとのトレーニングマッチなどを行う予定となっている。その参加メンバー18名とコーチングスタッフが21日、都内に集合。顔合わせを兼ねたミーティングと、株式会社明治の担当者による栄養講習会を行った。

 ミーティングでは今回、「NIKE NEXT HERO プロジェクト海外遠征」の団長を務める秋葉忠宏コーチ(U-19日本代表コーチ)が「この中から代表が出て来て欲しい」と挨拶。今回のメンバーには昨年、U-18日本代表に選出されているDF岡庭愁人(FC東京U-18 3年→明治大)や MF中村駿太(青森山田高3年→山形)、MF滝裕太(清水ユース3年→清水) 、FW平墳迅(清水ユース3年→清水)がいるが、今回の遠征メンバー18名全員にU-19日本代表入りのチャンスがあるという期待のメッセージが送られた。

 これに対して、選手たちは自己紹介で「U-19代表に入ります!」「インテルからゴールを決めます!」と意欲。彼らは高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグで対戦相手の監督から評価ポイントを得た選手たちだけに、実力は代表にも近い。「力があれば全員選ぼうと思います。力がなければ誰も選ばない。勝ちにこだわりながら、成長を目指す」という秋葉コーチ、朝岡隆蔵コーチ(市立船橋高)、中村真吾コーチ(米子北高)、佐野智之コーチ(JFAアカデミー福島)の下、選手、スタッフもイタリアで学んで、18年シーズンや将来のプラスになるものを得て帰ってくる。

 今回、朝岡コーチらスタッフ陣、選手たちの口から出ていたのは「感謝」という言葉。貴重な機会の中で貪欲にイタリアの名門クラブからサッカー、日常の部分も吸収して、帰国後に自チーム、そしてこの中から必ず入る選手が出てくるであろうU-19日本代表チームでその成果を示す。

※参加メンバーは以下の通り
▼GK
宮崎浩太朗(大宮ユース3年)
梅田透吾(清水ユース2年)

▼DF
三原貫汰(米子北高3年)
中島大雅(G大阪ユース3年)
岡庭愁人(FC東京U-18 3年)
吉田伸弘(阪南大高3年)
吉村仁志(大津高2年)

▼MF
中村駿太(青森山田高3年)
財前淳(京都U-18 3年)
谷川勇磨(神戸U-18 3年)
滝裕太(清水ユース3年)
上月翔聖(神戸弘陵高3年)
中村成龍(阪南大高2年)
佐野海舟(米子北高2年)

▼FW
平墳迅(清水ユース3年)
シマブク・カズヨシ(浦和ユース3年)
森海渡(柏U-18 2年)
水野雄太(大津高2年)

▼帯同スタッフ
朝岡隆蔵(市立船橋高)
中村真吾(米子北高)
秋葉忠宏(JFAナショナルトレセンコーチ)
佐野智之(JFAアカデミー福島)

(取材・文 吉田太郎)

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