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下田北斗、専修大の同期長澤和輝との初対戦心待ち「負けていられない」

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新体制発表会に出席したMF下田北斗

 湘南から完全移籍で川崎フロンターレに加入したMF下田北斗はJ1復帰した地元クラブを離れ、チャンピオンチームでJ1を戦う。「素晴らしい選手がたくさんいる中でサッカーができるのは幸せなこと」と挑戦に踏み切った。

「チャンピオンチームでプレーできる機会はなかなかない。一緒にプレーすることで自分のプレーの幅も広がるし、成長できると思う。そういう気持ちで決めました」。背番号は湘南時代と同じ22番に決定。古巣のチョウ・キジェ監督からは「ポジティブな声をかけてもらった」と決断を尊重してもらい、「湘南で学んできたもの、ハードワークの部分を見せられたら」と意気込んだ。

 すでに一次キャンプを終え、「徐々に雰囲気に慣れてきた」と新チームに溶け込みつつある。26歳のボランチは豊富な運動量、左足から繰り出す正確なキックが武器。「選手が充実している中で、しっかり試合に出ることが一番近い目標」。4冠を目指すチームに貢献すべく、練習からアピールしていく。

 専修大時代に黄金期を築いた同期のMF長澤和輝(浦和)とプロ入り後、初めて同じディビジョンを戦う。初対戦は実現するか。昨年、初選出された日本代表でデビューを飾った同期に「大学の時もそうだったし、先をいく、自分の上をいっている存在」と刺激を受けつつ、「負けていられない」と闘志を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)

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