元ブラジル代表のロナウド氏が、クラブの購入を検討していることが分かった。『フォルハ・デ・サンパウロ』のインタビューで明かした内容をスペイン『アス』が報じた。

　2011年に現役を引退したロナウド氏が、サッカー界で新たな一手を画策中だ。「スペインかイングランドの2部クラブの購入を検討しているよ」と具体的に告白した。

　イングランド2部、スペイン2部といえば日本代表MF井手口陽介が移籍したばかり。井手口は4日にイングランド2部のリーズに移籍し、今季はスペイン2部クルトゥラル・レオネサに期限付き移籍。ロナウド氏は「革新的なことをやりたいと思う。挑戦するための覚悟はできている」と自信をのぞかせており、井手口所属クラブも候補に入ってくる可能性がある。

　現役時代はセレソンに黄金期を築き、準優勝だった98年フランスW杯では大会MVP、優勝した日韓W杯では得点王に輝き、代表通算62得点を記録した英雄をブラジルサッカー連盟の会長に推す声もあった。自身は候補に入らないと感じているようで、「そうなったらとても名誉なことだけど」と前置きした上で、「その前に、ビッグクラブ経営の経験を積みたいと考えている」と構想を明かした。

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