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ユベントス、評価額20億円超の北朝鮮籍19歳FW獲得に2選手とのトレード提案か

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ユベントスが熱視線を送っているFWハン・グァンソン

 ペルージャに所属する北朝鮮籍FWハン・グァンソンのユベントス入りが近づいている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が21日、報じている。

 イタリア王者ユベントスのジュゼッペ・マロッタSD(スポーツディレクター)は、19歳FWへの興味を示しており、正式に獲得へ乗り出した。移籍金900万~1000万ユーロ(約12~14億円)程度で、今週中にも合意に至るかと見られていたが、選手の保有権を持つカリアリが難色を示している。

 カリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長は、クラブの宝であるハンを高く評価しており、1500万ユーロ(約20億円)に満たないオファーは却下する意向と見られる。『Goal』の現地記者も、カリアリが評価額をほぼ2倍の2000万ユーロ(約27億円)前後と見積もっていると報じている。

 今週、カリアリが拠点を置くサルデーニャ島において、両クラブの間で話し合いが持たれる。ユベントスは金銭の支払いをできる限り低く抑えたい意向を示しており、カリアリに対して人的補償を提案している。

 ペルージャにレンタル中の21歳FWアルベルト・チェッリ、ベネチアで武者修行中の20歳GKエミル・アウデロ、ユベントスのプリマベーラに所属する17歳MFファブリツィオ・カリガラの名前が挙がっており、このうち2選手がハンのトレード要員としてカリアリに渡ることになる。なお、ハンはユベントス移籍後もレンタルによりカリアリに戻るか、他クラブでプレーを続ける可能性が高い。今後の動向は注目されるところだ。

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