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「よく似ている」…元伊代表ピルロ氏が認める愛息、来季U-16ユベントス入り濃厚

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昨年、現役を引退した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ

 昨年11月に現役生活を終えた元イタリア代表アンドレア・ピルロ氏の息子、ニコロ・ピルロ君がユベントスの入団テストを受ける。地元紙『コリエレ・トリノ』が22日、報じた。

 ニコロ君は現在15歳。トリノに拠点を置く地元クラブ、ペチェットの下部組織で3年前からプレーしている。ポジションは父と同じくミッドフィルダーで、しばらく前から父の古巣であるユベントスが動向を追っていた。2018-19シーズンからU-16ユベントスでプレーすることを見据え、まもなく入団テストを受ける。

 ピルロ氏はユベントス在籍時に息子について、「サッカーをやっていて、サッカー選手になることを目指しているようだ。だがその前に勉強しなさいと彼に言っている」と、学業を優先させるよう勧めていたが、ニコロ少年は着実に父の背中を追っているようだ。

「私によく似ている。テクニックがあるが、闘争心はあまりない。だけどサッカーを楽しんでいて、それが1番大切ではないかな」

 カルロ・マッツォーネやカルロ・アンチェロッティの指導を受け、レジスタとして成功を収めた父と比較すると、やや前よりのポジションを得意とする。ペチェットの監督らによれば、ニコロ君は父から受け継いだ才能に加え、サッカーに対する意欲、情熱も持ち合わせており、将来性は豊かだ。

 地元クラブのブレシアにおいて16歳でセリエAデビューを飾り、のちにインテル、ミラン、ユベントスとイタリアの3強を渡り歩いた父とは一線を画し、ユベントスにおいて一気に階段を駆け上がるのか、ニコロ君の今後の成長は期待されるところだ。

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