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今季5度目のダービーはアーセナルに軍配!チェルシーに逆転勝ちでシティ待つ決勝へ

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アーセナルが逆転勝ちで決勝進出

[1.24 カラバオ杯準決勝第2戦 アーセナル2-1チェルシー]

 カラバオ杯(リーグ杯)は24日、カラバオ杯準決勝の第2戦が行われた。エミレーツスタジアムでは、アーセナルチェルシーが対戦。第1戦はスコアレスドローに終わったが、2-1でアーセナルが勝利し、2010-11シーズン以来7大会ぶりの決勝進出を決めた。

 アーセナルは20日のプレミアリーグ第24節クリスタル・パレス戦からスタメンを1人変更。GKペトル・チェフをGKダビド・オスピナに代えた。一方のチェルシーも直近のブライトン戦から1人入れ替え、FWミシー・バチュアイに代えてFWペドロ・ロドリゲスがスターティングメンバーに名を連ねた。

 今季、FAコミュニティーシールド(1-1、PK4-1でアーセナル勝利)とプレミアリーグ(0-0、2-2)、カラバオ杯と5度目となった“ビッグロンドン・ダービー”は、開始早々からスコアが動く展開に。前半7分、チェルシーはMFエンゴロ・カンテの鋭いくさびのパスをペドロがしっかり足もとにおさめ、前を向いてスルーパス。これに抜け出したMFエデン・アザールが難なく右足でゴールに流し込んだ。

 試合は先制したチェルシーペースで進むかと思われたが、アーセナルがラッキーな形で同点に追いつく。前半12分、MFメスト・エジルの左CKから相手のマークをはがしてフリーとなったDFナチョ・モンレアルがヘディングシュート。これがMFマルコス・アロンソとDFアントニオ・リュディガーの頭に当たってコースが変わり、同点のゴールネットを揺らした。

 不運な失点を喫したチェルシーは前半30分、MFウィリアンが足の痛みを訴えて負傷交代。今冬エバートンから加入のMFロス・バークリーが起用され、チェルシーデビューを果たした。

 1-1で折り返した後半は、アーセナルが押し気味に試合を進める。すると、後半15分にスコアが動く。FWアレックス・イウォビのサイドチェンジからMFグラニト・ジャカがPA右のFWアレクサンドル・ラカゼットにパスを供給。ラカゼットが強引にクロスを送ると、相手に当たったボールがゴール前に上がっていたジャカの足もとに転がり、ジャカが左足で押し込み、2-1。アーセナルが逆転に成功した。

 その後も互いにゴールに迫ったが、2-1のままタイムアップ。アーセナルが今季5度目の対戦で90分間での勝利を飾り、マンチェスター・シティが待つ決勝進出を決めた。なお、この試合のボールポゼッション率はアーセナルが51%、チェルシーが49%。シュート本数もアーセナルが11本(枠内4本)に対し、チェルシーが12本(枠内2本)とデータ上でもほぼ互角の戦いだった。

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