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デュッセルドルフFW原口元気、初先発で1G1A!! 移籍直後の大活躍で首位キープに貢献

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1ゴール1アシストを決めたデュッセルドルフFW原口元気

[1.27 ブンデスリーガ2部第20節 カイザースラウテルン3-1デュッセルドルフ]

 ブンデスリーガ2部は27日、第20節を各地で行い、FW原口元気とFW宇佐美貴史所属の2位デュッセルドルフは敵地で最下位カイザースラウテルンに3-1で勝ち点3を獲得した。原口は2トップの一角で移籍後初の先発出場を果たし、1ゴール1アシストで勝利に貢献。宇佐美は後半41分から右サイドハーフでピッチに立った。

 24日の第19節でブンデス2部デビューを果たした原口は5-3-2の2トップで先発起用されると、前半1分、PA内で左足シュートを放ち、さっそく持ち味を示す。同13分には、FKのキッカーを担当。レフェリーのホイッスルが鳴る前に蹴ったためイエローカードが提示されたが、大きな役割からはチームの期待を感じさせた。

 さらに前半39分、原口はPA外右寄りでドリブル突破を試み、相手に倒されたがノーファウル。それでも同42分、ゴール左斜め前の位置でボールを受けると、右足でミドルシュートを放ってサイドネットを襲う。前半はスコアレスで終えることになったが、最前線でチームの攻撃を引っ張った。

 後半2分、ホームのカイザースラウテルンがこの試合初めての決定機を迎える。突破を試みたDFフィリップ・ムウェネがPA内でMFベニト・ラマンに倒されてPKを獲得。これをMFクリストフ・モリッツが右隅に決めて、先制点を奪った。

 最下位相手に1点ビハインドとなったデュッセルドルフは後半15分、PA内でこぼれ球を拾った原口がドリブル突破をすると、止めに入ったGKマリウス・ミュラーが倒してしまう。レフェリーはペナルティースポットを指差してPK判定を下し、ミュラーにはこの日2枚目のイエローカードが提示されて退場処分となった。

 カイザースラウテルンは同16分、FWルベン・イェンセンに代えてGKヤン・オーレ・シーファースを入れ、PK阻止に期待を懸ける。ところが同19分、キッカーの原口が落ち着いて左に決めて、試合は振り出しに戻る。原口はこれが新天地での初ゴールとなった。

 デュッセルドルフはさらに後半23分、右サイドを攻め上がったDFヤン・ツィマーが縦パスを供給。ボールを受けたラマンが中央に切り込んで、PA内右寄りで左足を振り抜くと、豪快にファーサイドネットへゴールイン。1人少なくなった相手を着実に攻め立て、見事な逆転劇を披露した。

 後半41分、デュッセルドルフはラマンに代わって宇佐美を右サイドハーフで投入。2試合連続で日本人選手2人が同時にピッチに立った。そして後半45分、宇佐美のパスをPA内で受けた原口が左にパス。フリーで抜け出したMFルーカス・シュミッツがGKの股を抜くシュートを決め、原口は初アシストも記録した。試合はそのまま3-1で終了し、3連勝のデュッセルドルフは首位を守っている。

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