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香川、先制ボレーで2戦連発今季5点目!!ドルトムントは終盤の劇弾でドロー

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前半9分、先制点を決めたMF香川真司がジャンプしながらガッツポーズ

[1.27 ブンデスリーガ第20節 ドルトムント2-2フライブルク]

 ブンデスリーガは27日、第20節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでフライブルクと対戦し、2-2で引き分けた。香川は前半9分に2戦連発となる先制点。今季5得点目を決めると、チームはその後逆転を許したが、後半アディショナルタイムに追いつき、引き分けに持ち込んだ。

 香川の右足が試合を動かした。前半9分、PA手前からMFゴンサロ・カストロが浮き球のパス。ゴール前にこぼれたボールをDFウカシュ・ピシュチェクが右足で狙うと、DFに当たったこぼれ球を香川が右足ボレーで叩き込んだ。

 香川は2試合連続となる今季通算5ゴール目。幸先よくリードを奪ったが、フライブルクも前半21分、MFヤニク・ハベラーの右クロスにニアでFWニルス・ペテルセンが合わせ、1-1の同点に追いついた。

 ドルトムントは前半32分、右サイドからカストロがアーリークロスを入れ、FWピエール・エメリク・オーバメヤンが頭で合わせるが、クロスバーを越える。3試合ぶりに先発復帰したエースが果敢にゴールを狙ったが、勝ち越しゴールとはならなかった。

 1-1で折り返した後半開始からカストロに代わってMFマリオ・ゲッツェが入ったドルトムントは香川とゲッツェがインサイドハーフでコンビを組む。後半15分には左サイドで起点になったMFジェイドン・サンチョのスルーパスに香川が走り込み、PA内左の角度のない位置から左足でシュートを打ったが、惜しくもゴール左に外れた。

 すると後半23分、痛恨のミスからスーパーゴールで試合をひっくり返された。ハーフウェーライン手前でビルドアップしていたドルトムントはMFヌリ・サヒンのバックパスがペテルセンにカットされる。ペテルセンはGKの位置を見逃さず、ゴールまで約35mの距離から右足でロングシュート。山なりのループシュートにGKロマン・ビュルキは下がりながら必死に腕を伸ばしたが、わずかに届かず、ボールは鮮やかにゴールネットを揺らした。

 1-2と逆転を許したドルトムントは後半29分、ゲッツェの左クロスにピシュチェクが飛び込むが、ヘディングシュートはGKの正面を突く。同33分からはサヒンに代えてFWアレクサンデル・イサクを投入。必死の反撃に出ると、後半アディショナルタイム、途中出場のFWアンドリー・ヤルモレンコが右サイドから左足でクロスを入れ、こぼれ球をDFジェレミー・トルヤンが右足で蹴り込んだ。

 土壇場の同点ゴールで2-2の引き分けに持ち込んだドルトムントはこれで3試合連続ドロー。2018年に入って3引き分けとまだ勝利はないものの、ペーター・シュテーガー監督就任後は5試合負けなし(2勝3分)と無敗をキープしている。

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