1G2Aで柏の全得点に絡んだ伊東純也「ここからが本番」
[1.30 ACLプレーオフ 柏3-0ムアントン・U 柏]
昨年、日本代表にも選出された柏レイソルの背番号14が、サポーターの期待に応える活躍を見せた。
最終ラインを5枚にしたムアントン・ユナイテッド(タイ)を相手に、攻めあぐねる展開が続いた柏。定位置である4-5-1の2列目右サイドで先発したFW伊東純也は、相手が密集した場面でもドリブルで局面の打開を測ったが、決定的なチャンスを創出することはできずにいた。「前半、サイドを使えなかったし、欲しいところにボールがこなかったり、リュウ(小池龍太)と合っていないところがあったので、そういうところを伝えて、空いているところに出してほしい」と要求すると、後半開始6分に早速結果を出す。ハーフライン手前でボールを持った小池が、ムアントン・U守備陣の間にスルーパスを送ると、抜け出た伊東がゴールライン際から中央へラストパス。「(シュートを)打てたんですけど、確実に。1点目だったので。欲を出さずにいきました」。フリーのFWクリスティアーノが流し込んで先制点を奪った。
さらに17分には、今度は伊東がムアントン・U守備陣の間を通すスルーパスを送ると、抜け出したクリスティアーノが2点目をゲット。終了間際の44分にはDFユン・ソギョンのクロスをペナルティエリア内で処理すると、冷静にGKの右を抜いてゴールを決めた。しかし、この得点には裏があり、「ちょっと手に当たったんですけど、バレなかったのでラッキーでした(苦笑)」と伊東は冗談めかした。
チームにとって2015年以来3年ぶりのACL出場。2016年に柏へと移籍してきた伊東にとっては初のアジアでの戦いということもあり「個人としてもACLでやりたいというのがあった」と言う。「(ロシアW杯のメンバーに)選ばれるところにはいっていない」とアピールを続ける立場にある伊東にとっても、ACLはまたとない舞台となる。「ここからが本番」。柏が誇るスピードスターは、アジアの強豪相手にもその個の力を見せつけるつもりだ。
(取材・文 奥山典幸)
●ACL2018特設ページ
昨年、日本代表にも選出された柏レイソルの背番号14が、サポーターの期待に応える活躍を見せた。
最終ラインを5枚にしたムアントン・ユナイテッド(タイ)を相手に、攻めあぐねる展開が続いた柏。定位置である4-5-1の2列目右サイドで先発したFW伊東純也は、相手が密集した場面でもドリブルで局面の打開を測ったが、決定的なチャンスを創出することはできずにいた。「前半、サイドを使えなかったし、欲しいところにボールがこなかったり、リュウ(小池龍太)と合っていないところがあったので、そういうところを伝えて、空いているところに出してほしい」と要求すると、後半開始6分に早速結果を出す。ハーフライン手前でボールを持った小池が、ムアントン・U守備陣の間にスルーパスを送ると、抜け出た伊東がゴールライン際から中央へラストパス。「(シュートを)打てたんですけど、確実に。1点目だったので。欲を出さずにいきました」。フリーのFWクリスティアーノが流し込んで先制点を奪った。
さらに17分には、今度は伊東がムアントン・U守備陣の間を通すスルーパスを送ると、抜け出したクリスティアーノが2点目をゲット。終了間際の44分にはDFユン・ソギョンのクロスをペナルティエリア内で処理すると、冷静にGKの右を抜いてゴールを決めた。しかし、この得点には裏があり、「ちょっと手に当たったんですけど、バレなかったのでラッキーでした(苦笑)」と伊東は冗談めかした。
チームにとって2015年以来3年ぶりのACL出場。2016年に柏へと移籍してきた伊東にとっては初のアジアでの戦いということもあり「個人としてもACLでやりたいというのがあった」と言う。「(ロシアW杯のメンバーに)選ばれるところにはいっていない」とアピールを続ける立場にある伊東にとっても、ACLはまたとない舞台となる。「ここからが本番」。柏が誇るスピードスターは、アジアの強豪相手にもその個の力を見せつけるつもりだ。
(取材・文 奥山典幸)
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