beacon

パリSGが3発で逃げ切り、リーグ杯決勝進出!VAR判定でムバッペは一発退場に

このエントリーをはてなブックマークに追加

パリSGが決勝進出を決めた

[1.30 フランスリーグ杯準決勝 レンヌ2-3パリSG]

 クープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグ杯)は30日に準決勝を行い、パリSGは敵地でレンヌと対戦し、3-2で勝利。前人未踏の5連覇に向けて、決勝進出を決めている。

 パリSGは27日の第23節・モンペリエ戦(4-0)から先発を6人変更。GKケビン・トラップ、DFユーリ・ベルチチェ、DFマルキーニョス、MFハビエル・パストーレ、MFマルコ・ベッラッティが起用され、またFWキリアン・ムバッペはFWエディンソン・カバーニの代わりに前線に入り、FWネイマール、MFアンヘル・ディ・マリアと3トップを組んだ。

 パリSGは前半24分、右サイドから突破してきたDFトマ・ムニエがPA手前から右足アウトサイドでシュート。GKの頭上を越えてゴール左隅に先制点を決めた。一方レンヌも同43分、PA左からの折り返しを受けたMFワフビ・ハズリがPA中央から突破し強引にゴールへ押し込む。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定によりハンドが認められ、得点とはならなかった。

 パリSGは1-0のリードで迎えた後半8分、後方からのロングフィードをネイマールが落としてディ・マリアがPA左から左足シュート。相手GKが一時ははじくが、マルキーニョスがゴール前で押し込んで2-0とリードを広げる。5分後の同13分には、敵陣でこぼれ球を拾ったMFジョバニ・ロ・セルソがPA左の深い位置から左足シュートで相手GKの股下を射抜き、3点目を決めた。

 リーグ戦での導入には至っていないが、カップ戦では使用されているVAR。この試合では前半43分に続き、後半18分に再び日の目を見ることになった。中盤で相手選手を追いかけるムバッペが後ろから激しく足を削り取ってファウルの判定に。一時両者総出の乱闘騒ぎとなりつつ、主審がVARでファウルの瞬間を確認したところ、ムバッペには一発レッドの退場処分が下された。

 数的優位に立ったレンヌは終盤に追い上げを見せ、後半40分、アディショナルタイム2分過ぎと2得点を決める。しかしあと一歩及ばず。パリSGが3-2で勝利し、5連覇に王手をかけた。リーグ杯決勝は3月31日、明日のモナコモンペリエの勝者と争うことになる。

TOP