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去就注目のブッフォン「クラブと最良の決断へ。記録はマルディーニのままでも…」

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ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン

 ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンが28日、イタリア国営放送『RAI』のテレビ番組に出演し、自身の将来について語った。

 この日、40歳の誕生日を迎えたブッフォンは、シーズン終了後に所属先ユベントスとの契約を満了する。来シーズンの現役続行の可能性について取りざたされているが、ユベントスの守護神は自身の今後について口を開いた。

「22年もこの仕事を続けているし、僕にとって引退することは問題ではない。もうすぐアンドレア・アニェッリ会長と話し合うことになる。僕は会長から愛されているし、クラブと一緒に最良の決断を見つけることになるだろう」

 ブッフォンは今シーズン、元ミランのパオロ・マルディーニ氏が保持するセリエA最多出場数「647回」の記録更新が予想されていたものの、12月にふくらはぎを負傷した影響から記録は「627回」にとどまっており、シーズン中の達成が不可能になった。

「時には妥協することも必要だし、時には1歩後退することも必要になる。僕はこれまでいくつもの記録を達成してきたので、セリエA最多出場数がパオロ・マルディーニの手に残っても嬉しいことに変わらない。彼は僕の友人であり、偉大なカンピオーネだよ」

■GKを志したきっかけはカメルーン代表

 またブッフォンは中盤でプレーしていた少年時代を振り返り、GKを志したきっかけを明かした。

「ミッドフィルダーとしてプレーしていたけど、ゴールを決めるのが好きだった。それからカメルーン代表GKトーマス・ヌコノ氏のプレーをテレビで見て、稲妻が走った。僕は背番号1を背負うことを決めたんだ」

■引退後はサッカー界で貢献へ

 最後に引退後のキャリアについて問われると、「きっと将来はサッカー界に残ると思う。サッカーは僕の人生だったから。幹部か技術スタッフか? 分からない。引退してから5~6か月は時間をとり、何を目指していくのか考えてから決断したい」と、スパイクを脱いだ後に将来を決めると語った。

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