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注目対決は電光石火の“開始11秒弾”などでトッテナムがマンUに完封勝ち

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開始11秒で先制点を奪ったクリスティアン・エリクセン

 プレミアリーグは31日、第25節を行った。ウェンブリースタジアムではトッテナムマンチェスター・ユナイテッドが対戦し、2-0でトッテナムが勝利した。

 トッテナムはFA杯ニューポート戦から先発5人を変更。GKウーゴ・ロリスやMFクリスティアン・エリクセン、MFデレ・アリらが先発復帰した。一方のユナイテッドは、FA杯ヨービル戦からFWアレクシス・サンチェスを除く10人を入れ替え、FWロメル・ルカクやFWアントニー・マルシャル、MFポール・ポグバらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は開始早々に動いた。前半1分、キックオフのボールを後方に送ったトッテナムはDFヤン・フェルトンヘンが前線にロングフィード。これをFWハリー・ケインが競り勝ち、PA左のデレ・アリが落としたボールをエリクセンが左足で流し込み、トッテナムが先制点に成功する。データサイト『オプタ』によると、キックオフからわずか11秒でのゴールだった。

 トッテナムは、クラブ史上最速失点を喫したユナイテッドの反撃をGKロリス中心に耐え凌ぐと、前半28分に追加点。エリクセンが右サイドに展開し、DFキーラン・トリッピアーが低い弾道のクロスを送ると、DFフィル・ジョーンズのクリアミスを誘い、オウンゴール。ラッキーな形で2-0とリードを広げた。

 一方のユナイテッドは攻守にチグハグな場面が目立ち、思うようにゴールに迫ることができない。さらに追い打ちをかけるように、途中出場のMFマルアン・フェライニが後半25分に負傷交代。交代カードを効果的に使うことができず、連勝は3でストップ。昨年12月10日の第16節マンチェスター・シティ戦以来の黒星を喫した。

 後半は得点を奪えなかったものの、ポゼッション率53%、シュートはユナイテッドの6本に対し、22本も浴びせるなど、試合を優勢に進めて2-0で完封勝ち。7試合負けなし(5勝2分)とした。

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