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酒井宏樹、6得点大勝にも攻撃陣の“遊び”に「はき違えている。非常に残念」

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DF酒井宏樹は攻撃陣の取り組み方に不満

 マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹メス戦に勝利したものの、チームに反省を促している。

 マルセイユは2日、リーグ1第24節でメスと対戦。酒井は左サイドバックで出場し、GK川島永嗣との日本人対決も実現した。試合は6-3と大勝したものの、酒井は攻撃陣の“遊び”に対して強い口調で語っている。

「やっぱり子供ですね。3-0になってから遊びがスタートして。攻撃をしながら遊ぶことと、遊びながら攻撃することをはき違えているんですよ。非常に残念だねっていう話をディフェンスラインでしていました。あれだけスティーブ(マンダンダ)が守ってくれて。監督も言っていましたけど、スティーブがいなかったら6点入っていたかもしれないって」

「後半はあえて相手を押し込むように攻撃をしていたけど、やっぱり(ボールを)取られる位置が悪すぎますね。だから終盤もボールロストを絶対してはいけないところで取られていたし、取られた後にファウルできなかったし、あれだけやられるとやっぱりきついですよね」

 守備面でも3失点すべてが「不用意だった」と語り、「もう少し大人な試合運びがしたかった」と話す酒井。攻撃陣に対する注文はまだまだあるという。

「やっぱり締めるところはしっかり締めないと行けないし、僕ら(守備陣)が4人いたとしても、向こうが4人いたら、守るのはなかなか難しいので、あんなに広いスペースを。いつものようにいいプレッシャー、いい距離感でプレスできればよかったけど。だって攻撃の時は僕らサイドバックも攻撃をするのに、守備するときに(攻撃陣が)守備してくれないのはおかしい。皆で攻めて、皆で守らないと。6得点には感謝しているし、スティーブにも感謝しています」

 圧倒的な攻撃力を見せながら、課題も露呈したマルセイユ。暫定で2位につけるマルセイユは次節、サンテティエンヌと対戦する。

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