レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は不調に苦しむチーム状態について、FWクリスティアーノ・ロナウドとMFガレス・ベイルの2大エースがカギを握っていると考えているようだ。レバンテ戦に向けた記者会見で明かした。

　レアルは首位バルセロナに19ポイント差を付けられており、リーガ・エスパニョーラで4位に沈んでいる。さらにコパ・デル・レイでもレガネスに敗れ、早くも敗退が決まっていた。リーグ戦での逆転優勝は難しい状況にあるレアルに残されたタイトルはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のみとなっている。

　この状況に指揮官は、今季リーグ戦でわずか8ゴールと不調に苦しむエースFWロナウドにより多くのものを求めていると語った。

「我々はいつもクリスティアーノにはより多くのものを求めている。なぜなら彼こそがチームの基準だからだ。毎試合毎試合、誰もがクリスティアーノはもっとできたはずだと言う。私は彼がいてくれて嬉しいし、他の選手も同じだ。シーズンには必ず難しい時期がある。ポジティブに考えなければならない」

　また、ふくらはぎの負傷から復帰後は好調を維持するもう1人のエース、ベイルにも多くの期待を寄せていると語った。

「まず重要なことは彼がチームに戻り、毎日仲間ともに練習ができているということだ。そして、最も重要なことは試合のリズムに慣れていく必要があることだ。いいプレーをして、いいリカバリーをしていれば、彼は違うレベルの選手が。最高の状態であれば、簡単に違いを作り出せる。最近はゴールも決めており、彼がボールを持てば何かが起こることはわかっている」

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