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ネビル氏がペップの決断に憤慨した理由…ベンチ入り6人で「何かのジョークだ」

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マンチェスター・シティ戦でジョゼップ・グアルディオラ監督はベンチに6人しか入れなかった

 元マンチェスター・ユナイテッドのDFで、現在は解説などを務めるガリー・ネビル氏は、バーンリー戦で6人しかベンチにいれなかったマンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督の決断を“ジョーク”と一蹴した。

 3日に行われたプレミアリーグ第26節で、シティは敵地でバーンリーと対戦。本来は先発メンバーの他に7選手がベンチ入りできるものの、グアルディオラ監督は遠征に17人しか帯同させず、ベンチには1つ空きが残っていた。

 1-1のドローに終わったこの試合後、スペイン人指揮官は「これ以上起用できる選手がいなかったため」とその理由について明かしている。

 しかし、“ご意見番”ネビル氏は、この決断が若手選手の将来を軽視したものと考えているようだ。コメンテーターを務める『スカイスポーツ』で、「この決断はジョークだと思う。間違いなく何かのジョークだ」と前置きして以下のように続けた。

「仮にマンチェスター・シティのユースチームを指揮していれば、彼に電話してユース選手のベンチ入りを推すべきだと思う。これはセカンドチームを忘れてしまったようなものだ。彼らのうちの1人でも遠征に連れて行けば、プレミアリーグでの経験が選手の成長につながり、クラブにとっても重要なことになる」

「このような状況が続けば、下部チームのコーチ陣は“時間を無駄にしているだけだ”と考えるべきだ。それに、大金を投じて選手を獲得しても、ベンチ入りが6人だけだって? まるで何かに抗議しているようだ。どうしてこのような決断を下したかはわからない。彼は素晴らしい監督で、このチームで信じられないことをやってのけた。しかし、この決定は受け入れがたい」

 さらにネビル氏は、出場がなくともトップチームのベンチに座ることは若手選手にとって十分に貴重な経験になると言及した。

「ベンチに入れたからって、別に彼らを起用する必要はない。ただ遠征に帯同し、ベンチに座っているだけでも子供たちにとっては大きな経験だ。起用できる選手はいないと話していたが、私としては彼は若手の成長を促す重要な機会を失ったと思っている。若手選手を連れて行かなかったのは、陳腐な決断だ」

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