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バルサを救ったのはピケ!! 土壇場の同点ヘッド弾で“開幕無敗”のクラブ新記録樹立

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バルセロナが終盤の得点でドローに持ち込んだ

[2.4 リーガ・エスパニョーラ第22節 エスパニョール1-1バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラ第22節3日目が4日に開催され、バルセロナエスパニョールのホームに乗り込んだ。前半をスコアレスで折り返した試合は後半21分にエスパニョールが先制するが、同37分にDFジェラール・ピケがネットを揺らしてバルセロナが1-1のドローに持ち込んだ。バルセロナは開幕からの無敗を22に伸ばし、クラブ新記録を樹立した。

 開幕21戦無敗(18勝3分)と開幕からの無敗記録のクラブ新記録に王手を掛けるバルセロナはFWリオネル・メッシが今季リーグ戦で初めてスタメンを外れるだけでなく、MFイバン・ラキティッチ、MFセルジ・ロベルト、DFジョルディ・アルバらがベンチスタートとなった。

 序盤から主導権を握って試合を進めるバルセロナは前半22分、PA外からMFフィリペ・コウチーニョが狙いすましたシュートを放つが、クロスバーを叩いて先制点を奪うには至らず。同26分にはエスパニョールにゴールに迫られ、中央突破したFWレオ・バチストンに強烈なシュートを放たれたものの、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがきっちり処理して得点を許さなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半14分にバルセロナベンチが動き、FWパコ・アルカセルに代えてメッシ、DFネウソン・セメドに代えてS・ロベルトを同時にピッチへと送り込んだ。しかし同21分、右サイドからFWセルヒオ・ガルシアが送ったピンポイントクロスをFWジェラール・モレーノにヘディングで叩き込まれ、エスパニョールに先制を許してしまう。

 反撃に出たいバルセロナだが、激しい雨が降る影響でピッチ上に水が溜まり、パスを思ったようにつなぐことができずにボールを運べない。後半30分にはDFリュカ・ディーニュに代えて最後のカードとなるDFジョルディ・アルバを投入。すると同38分、メッシが蹴り出したFKをDFジェラール・ピケがヘディングで叩き込み、ついにバルセロナが同点に追い付いた。その後、スコアは動かずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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