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リバプールとトッテナムの上位対決は劇的ドロー!サラー2発もケインが土壇場PK弾

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ハリー・ケインが土壇場で同点PK

[2.4 プレミアリーグ第26節 リバプール2-2トッテナム]

 プレミアリーグは4日、第26節を行った。アンフィールドではリバプールトッテナムが対戦し、2-2で引き分けに終わった。

 3位リバプールは前節ハダースフィールド戦から2人を変更し、DFフィルヒル・ファン・ダイクとDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを先発起用。一方の5位トッテナムは、前節マンチェスター・ユナイテッド戦からメンバー変更はなく、パリSGから加入のMFルーカス・モウラはベンチ外となった。

 試合は最後まで目が離せない展開となった。前半3分、トッテナムのMFエリック・ダイアーが不用意に出したバックパスがFWモハメド・サラーへの絶妙なスルーパスとなり、抜け出したサラーが左足シュートを流し込み、リバプールが先制に成功した。さらに22分、アーノルドのピンポイントクロスからFWロベルト・フィルミーノがヘッドも枠を外れ、追加点のチャンスを逃した。

 ポゼッション率を上げ、リバプールゴールに迫るトッテナムだが、なかなか同点に追いつくことができない。後半12分、MFデレ・アリのダイレクトスルーパスで抜け出したFWソン・フンミンがPA左に侵入も、飛び出したGKロリス・カリウスに止められ、こぼれ球をデレ・アリが右足で狙ったが、わずかにゴール左に外れてしまう。

 それでもトッテナムは後半35分、左サイドからMFクリスティアン・エリクセンが上げたクロスはGKカリウスに弾かれたが、PA手前からDFビクター・ワニャマが右足を一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さり、試合を振り出しに戻した。

 さらに後半42分、トッテナムに逆転のチャンスが訪れる。デレ・アリのスルーパスが相手のクリアミスもあってFWハリー・ケインにつながると、ケインがGKカリウスに倒されてPKを獲得。ケイン自らキッカーを務めたが、正面に蹴り込んだシュートはGKカリウスに止められ、逆転とはならなかった。

 すると、リバプールが後半アディショナルタイム1分に勝ち越しゴールを挙げる。右サイド深くでのスローインからアーノルドとの連携を見せたサラーが強引に中央へ切れ込み、角度のないところから左足シュートをねじ込み、2-1。土壇場でリバプールがリードを奪った。

 試合はこのまま終了かと思われた。しかし、トッテナムは後半アディショナルタイム5分、MFエリック・ラメラがPA内でファン・ダイクに倒されてこの日2本目のPKを獲得。再びキッカーを務めたケインが、今後はゴール右隅に流し込み、2-2。エースのプレミアリーグ100ゴール目によりトッテナムが引き分けに持ち込んだ。

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