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「ケインはオフサイドだよ」疑惑のPK判定連発にクロップ怒り爆発

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疑惑の判定にユルゲン・クロップ監督は怒りを爆発させた

 トッテナム戦で“疑惑のPK”が2度与えられ、リバプールユルゲン・クロップ監督は審判に対して怒りを露わにした。『スカイ』に語った内容を英『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 1-1で迎えた後半43分、トッテナムはMFデレ・アリのスルーパスがFWハリー・ケインにつながると、ケインがGKロリス・カリウスに倒され、主審は副審と話し合った末にPKの判定を下した。しかし、このプレーの前にボールを受けたケインはオフサイドポジションに見え、クロップ監督は「ケインはオフサイドだよ。我々の守備陣はオフサイドトラップをしかけていた。すばらしい守備だったのにね」と主張した。

「後半43分にPKの判定を下すのなら、100%確信しているときでなければならない。とはいえ判定は受け入れるしかない。私たちでは変えられないのだから。線審は確信していたのだろう。ジョン・モス(主審)のことは責められないよ。副審から自信をもってPKだと言われたら、もうそれは信じるしかなくなる」

 このPKでケインは自らキッカーを務めたが、GKカリウスのセーブに阻まれ、痛恨の失敗。すると、リバプールが後半アディショナルタイム1分にFWモハメド・サラーのゴールで勝ち越しに成功。そのまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム5分、MFエリック・ラメラがPA内でDFフィルヒル・ファン・ダイクに倒され、再びPKの判定。今度はケインが冷静に沈め、トッテナムは土壇場で2-2に追いついた。

 クロップ監督は2つ目のPK判定にも不満を隠さず、「ラメラはオフサイドだったと聞いているし、彼からファン・ダイクに向かってぶつかっていったんだ。彼はもう倒れかかっていたんだから。審判はプレーオンと言っていたが、線審は別の決定を下した」とぶちまけた。

「私は怒っているが、判定を変えられないのは明らかだ。私の今の仕事は何か? 見出しを飾ることか? もしいま思っていることを言ってしまったら、世界最高額の罰金を受けることになるだろうね」

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