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「中国に行くヤツはバカ」無所属のカッサーノ、中国移籍を切り捨てる

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無所属の状態が続くFWアントニオ・カッサーノ

 元イタリア代表のFWアントニオ・カッサーノは選手が中国スーパーリーグに移籍することを「バカげている」と切り捨てた。イタリア紙『コリエーレ・デラ・セラ』のインタビューに語った内容を『BBC』が伝えた。

 カッサーノはかつてローマやミラン、レアル・マドリーでプレーし、イタリア代表としても39試合10得点。サンプドリア退団後、昨年7月にベローナへの加入を決めたが、わずか17日でフィーリングが合わないことを理由に退団。約1年半無所属の状態が続いているが、中国移籍の可能性を「中国に行くヤツはバカげているよ。俺のことを欲しがっていた中国のクラブがいくつあったかすら覚えていない」と全否定した。

 中国リーグは豊富な資金力を背景に移籍市場を賑わせてきたが、中国への移籍に踏み切る選手について「もちろんみんなやりたいようにやればいいと思ってるよ。だけど中国でプレーしてるやつらは金のためにやっていることだと認めるべきだね」と一蹴した。

 中国移籍の可能性は否定したが、「俺は自分がまだちゃんとプレーできるかどうか試したいだけさ」と現役続行の意思を示したカッサーノは「そのためには俺のことを100%信頼してくれる会長と監督が必要だ」と強調。「もしそういう人たちが見つかったら準備はできている。フリーで行けるわけだからね。金はもう十分稼いだ」と巨額な報酬には踊らされない意思を示した。

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