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無所属カッサーノ、ローマ幹部に転身のトッティに憤り「お前はまだ現役を続けるべき」

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元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノがトッティに憤り

 元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが2日付のイタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のインタビューに応じ、自身の去就や元同僚のフランチェスコ・トッティについて語った。

 カッサーノは昨冬、所属先のサンプドリアと契約を解除。7月に昇格組のベローナと契約を結んだ。しかし「フィーリングが合わない」ことを理由に1カ月も経たずに退団。現役引退を示唆するも発言撤回を繰り返し、今後の去就は明確にしていない。

「まだやれるのかどうか見極めたい。俺を100%信じてくれる会長と監督が必要だが、いないならやめておく。もしいたとしたら、俺の準備はできている。白紙の契約にサインするつもりだ。俺はもう十分に稼いだからね」

 だがカッサーノは1年にわたり実戦から遠ざかっている。現在は、トレーナーの指導の下、練習を続けているほか、自身の会計士とテニスを楽しんでいることを明かした。

「それでも毎日、トレーナーが用意したプログラムに沿ってトレーニングを続けている。それに週3回は俺の会計士と一緒にテニスをやっている。今のところ、いつも彼が勝っているよ。俺はサッカーをやるために生まれたんだ」

 中国移籍が話題に上がると難色を示し、歯に衣着せぬ発言を繰り出した。

「中国で経験を積む? バカバカしい。何をしようと人の自由だけど、中国へ行くヤツは、“お金のために行く”と言うべきだよ。俺はオファーをくれたクラブの名前すら覚えてない」

 昨シーズン限りで現役引退を決断し、ローマで幹部を務める友人のトッティについて問われると、憤りを隠せない。

「さっき電話したばかり。練習を見ていると言っていた。納得できなくて、“なんで練習なんか見てるんだよ。お前はまだプレーするべきなんだ”と言ってやった。笑ってたけどね。トッティは永遠の10番だよ」

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