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守備崩壊で大敗のチェルシー…ワトフォード戦で生まれた4つの“不名誉な”記録とは?

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チェルシーに“不名誉な”記録

 チェルシーは、5日に行われたプレミアリーグ第26節でワトフォード相手に1-4と敗れた。この試合では、チェルシーにとって4つの“不名誉な”記録が生まれている(データはプレミアリーグ公式データサプライヤーである『Opta』のもの)。

 前節のボーンマス戦で、本拠地スタンフォード・ブリッジで0-3と完敗を喫したチェルシー。巻き返しを図りたい一戦だったが、精彩を欠いていたMFティエムエ・バカヨコが30分に危険なタックルで2枚目のイエローカードをもらい退場となり、早い時間帯に数的不利に陥る。

 すると、42分にPKを決められ失点。82分にエースのMFエデン・アザールが独力でゴールを奪って同点に追いつくも、その後約10分間で3ゴールを許し、良いところ無く敗れた。

 チェルシーはこれが今季6敗目。優勝した昨シーズンの5敗を、26試合消化時点で上回っている。

 また、2試合連続の3失点以上は、1995年以来約13年ぶり。ワトフォード相手の敗戦は、1999年以降初めてのこととなった。

 さらに、30分にバカヨコが受けたレッドカードは、全公式戦を通じて7枚目。プレミアリーグのクラブでは最多となっている。

 優勝した昨シーズンは、3失点がわずか1試合だったチェルシー。堅守を武器にした王者だったが、ここ2試合で7失点と守備が崩壊している。

 首脳陣との衝突が度々報じられるアントニオ・コンテ監督の解任説が囁かれる中、次節はホームで最下位に沈むWBAと対戦。20日には、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のバルセロナ戦を控える中、巻き返すことはできるだろうか。

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