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「僕の心はマドリードにある」クルトワが将来的なスペイン復帰を明言

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チェルシーGKティボー・クルトワ

 チェルシーGKティボー・クルトワは、レアル・マドリーへの移籍を希望しているのかもしれない。

 チェルシーからの期限付き移籍で、アトレティコ・マドリーに加入し3年間プレーしたクルトワ。そこでの活躍で評価を高め、チェルシーに復帰してからは当時の守護神ペトル・チェフからポジションを奪い、すでにプレミアリーグ優勝を2度経験するなど、25歳ながら世界的な選手と称賛されている。

 そんなベルギー代表GKには多くのビッグクラブが獲得を狙っていると言われ、中でもレアルは長い間動向を追っていると伝えられている。

 夏の移籍も囁かれる中、クルトワは『Sport/Foot Magazine』のインタビューで、自身の家族がマドリードで暮らしていることを告白した。

「僕の2人の息子は、母親とともにマドリードで暮らしている。『FaceTime』で毎日連絡を取ってるよ。彼女はいつも寂しがっているんだ。息子はまだ小さくて会話できないけどね」

「チャンスが有れば、いつでもスペインに戻りたいよ。状況は必ずしも簡単ではないけど、そうだね……僕の心はマドリードにある。それは論理的で、理解できるものだろう」

 そして、レアル移籍にも言及しつつ、将来的なスペイン復帰を明言している。

「もし(レアルが)本当に獲得を望めば、まずはチェルシーに連絡する必要がある。まだそれはないけどね。明確なのは、いつかマドリードに戻ること。僕はスペインが大好きだ。そこで大人になったしね」

「アトレティコは本当に友好的なクラブだった。チームメイトは言葉も教えてくれたしね。離れるのは悲しかった。ロンドンでの日々は簡単じゃなかった。イングランドは寒かったし、よりビジネス的だった。今は良い感じだけどね」

 それでもクルトワは、レアルからの関心が伝えられていることを理解しつつ、今はチェルシーに全力を捧げていると強調した。

「現在、(レアルが)新しいGK獲得を狙っていて、噂が再浮上していることはわかっているよ。だけどそれに惑わされず、チェルシーに集中している」

「もしレアルが本当に関心を持っているのならば、僕のパーソナルな面が影響を及ぼすことになると思う。家族は何にも代えがたい。でも、繰り返すけど、今はチェルシーと契約延長についての話で忙しんだ」

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