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酒井宏温存のマルセイユ、国内杯を9発完封でベスト8へ!“誕生日休暇”でネイマール欠場のパリSGも勝利

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マルセイユはFWコスタス・ミトログルらの大量得点で勝利

[2.6 フランス国内杯ラウンド16 ペロンナ0-9マルセイユ]

 クープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)は6日にラウンド16を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユは敵地でペロンナ(2部)と対戦し、9-0で勝利。ベスト8進出を決めた。ベンチスタートの酒井に出場機会は訪れなかった。

 公式戦8試合負けなし(7勝1分)でリーグ1では単独2位浮上に成功しているマルセイユ。負傷で離脱していた左SBのDFジョルダン・アマビィが復帰後即スタメンとなり、右SBにはDFブナ・サールが配置されたため、酒井はベンチスタートとなった。

 好調マルセイユは2部の格下相手に序盤からゴールラッシュ。前半10分、MFルイス・グスタボがPA手前でボールを奪い、左足シュートをゴール右に決めて先制すると、同13分にはFWディミトリ・パイェがPA手前からFKを静かに沈める。同16分にはMFルーカス・オカンポスが、同20分にはFWコスタス・ミトログルが追加点を決め、20分間で4得点と突き放した。同40分にはミトログルが自身2点目を決め、前半を5-0で折り返す。

 後半もマルセイユの勢いは衰えず。後半3分にはオカンポスが自身2点目となるゴールを決め、同26分にはハットトリックを達成して7-0に。同36分にはミトログルもヘディングシュートでハットトリックを決めた。同44分にはMFクリントン・エンジーがPKを決めて9-0で試合終了。マルセイユが圧巻の強さを見せ、昨年度の成績を越えるベスト8進出を決めた。

 一方、4連覇を目指す前回王者・パリSGは2部のソショーと対戦。スペイン『マルカ』によると、5日に26歳になったFWネイマールは“誕生日休暇”を認められ、この試合はメンバー外に。中盤には加入後初先発となるMFラサナ・ディアラが、また最前線にはMFアンヘル・ディ・マリア、FWエディンソン・カバーニ、FWキリアン・ムバッペが配置された。

 開始50秒でパリSGがディ・マリアのヘディングシュートで先制。同13分には同点に追いつかれるが、同27分にはカバーニのフィニッシュで2-1と勝ち越しに成功する。同13分にディ・マリアはチーム3点目を奪うと、同17分にはハットトリックを達成。試合終了直前にGKケビン・トラップがPA外でカウンターを防ぐために相手選手を倒して一発レッドとなり、DFダニエウ・アウベスがGKとしてプレーしたものの、直後に試合終了となり、パリSGが4-1で準々決勝進出を決めている。

 国内杯は7日にラウンド16の2日目を行い、日本代表GK川島永嗣所属のメスがホームでカーンと対戦。勝ち残った8クラブが争う準々決勝は2月27日、28日の開催を予定している。

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