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再建託された“レジェンド”…クーマンがオランダ代表監督就任

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オランダ代表監督に就任したロナルド・クーマン

 オランダサッカー協会(KNVB)は6日、ロナルド・クーマン氏の同代表監督就任を発表した。契約は22年7月1日までと併せて発表されており、EURO20や22年W杯への出場、そして大舞台での成功を目指すことになる。

 オランダはブラジルW杯でチームを率いたルイス・ファン・ハール監督の退任後、フース・ヒディンク氏が2度目の指揮官に就任。しかしEURO予選での成績不振により2015年6月にヒディンク氏と契約を解除し、コーチだったダニー・ブリント氏が昇格した。

 ブリント氏のもとで心機一転を図ったがEURO本大会出場は叶わず、W杯予選も5試合で2勝1分2敗と危機的状況となったため、17年5月からアドフォカート監督が就任。だが、起死回生の手段も功を奏さず、EUROに続いてW杯出場権も逃し、予選終了後にアドフォカート監督は辞任していた。

 EURO88優勝を経験するなど同代表で78キャップを刻んだクーマンは、現役引退後にアヤックス、PSV、フェイエノールトなどを指揮。昨季はエバートンで2年目の指揮を執っていたが、シーズン途中に解任されていた。

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