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川崎F復帰後初先発、大久保「まだ2試合目ですから」と悲観せず

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復帰後初先発したFW大久保嘉人

[2.13 ACLグループリーグ第1節 川崎F0-1上海上港 等々力]

 FW大久保嘉人川崎フロンターレ復帰後、初先発を果たした。左サイドハーフで先発し、後半26分からはトップ下でプレー。10日の富士ゼロックススーパー杯C大阪戦(2-3)に続く2戦連発とはならず、公式戦2連敗となったが、「まだ2試合目ですから」と悲観しなかった。

 前線から献身的に守備をした一方、個人としてはシュート1本。チームは12本のシュートを放ったが、決定機を生かせなかった。ACL黒星発進となったが、「入るときは入るので焦りはないし、問題ない。負けてダメだったところは改善できるようにやっていきたい」とポジティブに話した。

「守備に傾いてるかなとちょっと思う。だから前に人数が足りない。でもそれはバランスですから。ブロックを組んで守る時間帯もあるし、前で握る時間帯もある。前で握る時間帯を長く、ゴール前では大胆に。うまくバランスを取りたい」

 FWフッキ、MFオスカル、FWエウケソンのブラジル人トリオを擁し、昨年大会ベスト4の強豪を相手に序盤は全体の重心が下がり、攻め手を欠いた時間帯もあった。「後ろが重かった。だからあえて俺も下がらずに前にいたけど、そういう時間帯が長かったかな」。チームは2年連続のACLだが、個人としては4年ぶり。「面白いですね。今日はホームだけどアジアで色々なスタジアムでやれる。その中で勝ちたいし、勝てるように頑張りたい」と前を向いた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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