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ドルトがEL決勝Tに挑む…指揮官は対戦相手を「ミランと同レベル」と評価

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ピーター・シュテーガー監督がヨーロッパリーグの前日会見に臨んだ

 ドルトムントは15日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦でアタランタと対戦する。クラブ公式サイトによると、ドルトムントの指揮官ピーター・シュテーガーが前日会見に臨んだ。

 対戦するアタランタは昨季セリエAで健闘し4位にランクイン。その活躍から昨夏主力放出の憂き目にあったものの、今季もMFブライアン・クリスタンテやFWヨシプ・イリチッチといった攻撃陣が奮闘し、中位を保っている。

 イタリアのダークホースに対し、シュテーガー監督は会見で気を引き締める。「しっかりと組織ができていて、運動量が多く、フィジカル勝負をいとわないチームだ」と分析し、「ミランと同レベルのチーム」とイタリアを代表する名クラブを例えに出した。「カウンターの質が高く、セットプレーも危険」と具体的な特徴を述べ、中盤でタイトなハードワークを展開する“イタリア式サッカー”を予想している。

 ブンデス第22節で負傷による長期離脱から復帰を果たしたFWマルコ・ロイスは故障再発のリスクがないと判断された場合に先発の可能性が高いという。「彼がいいコンディションをキープしてくれること。それが全員の願いだ。今のところは好感触を得ているよ」と語り、「彼のようにクオリティーの高い選手が活躍してくれれば監督もハッピーだし、メンバーに入ってくるのが当然のシナリオだ」と指揮官からの信頼は厚い。

 一方で、日本代表MF香川真司は欠場が濃厚となっている。足首の負傷と風邪をひいてしまったようで、シュテーガー監督も「今のところあまりいい感じではない」と言及している。

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