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イングランド2部、フルハムの『17歳』が月間最優秀選手に!! 4試合で6ゴール1アシスト

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1月のチャンピオンシップ月間最優秀選手に選ばれたフルハムDFライアン・セセニョン

 イングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)は今月、チャンピオンシップ(実質2部)1月度最優秀選手を発表し、フルハムのDFライアン・セセニョンが選出された。今季だけで11得点を記録しているレフティーは2000年生まれの17歳。これまでトッテナムマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていると報じられている。

「この1月、ライアンは才能、野望、そして価値を示してきた。とても将来性のある選手で、われわれにとって重要な一員だ」。EFLの公式サイトを通じて、フルハムのスラビシャ・ヨカノビッチ監督は絶賛の言葉を送った。クラブが選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた回数はなんと6回。それが単なる“売り言葉”でないことは明らかだ。

 ロンドン郊外のローハンプトンで生まれたセセニョンは2016年夏、カップ戦でトップチームデビュー。その後すぐに頭角を現し、16歳ながら左サイドバックの定位置を確保した。攻撃力が認められるにつれて徐々にポジションを上げ、16-17シーズンは公式戦30試合で7得点を記録している。

 さらに才能を開花させた今季は17歳とは思えない存在感を見せている。11月のシェフィールド・ユナイテッド戦でハットトリックを達成すると、最優秀選手選考の対象となった1月の4試合で6得点1アシストの大暴れ。シーズン通算30試合に出場し、11ゴール4アシストを挙げた。

 そんな大活躍が評価されての栄誉だが、EFLの取材に「最優秀選手に選ばれて素晴らしい気分だ。でも、これはチームのみんながプレーしてきた過程のおかげだし、それがこのような賞に導いてくれたんだ」と冷静に答えたセセニョン。「得点とアシストを決める役割をもっと高めていきたい」と立ち止まる気はないようだ。

 フルハムの公式サイトによると、契約は2020年6月まで。もっとも、プレミアリーグのクラブも17歳の活躍には注目を寄せており、トッテナム、マンチェスター・Uなどが獲得に動いているという報道も。シーズン終了後の移籍市場では“一大銘柄”となりそうだ。

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