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[デンチャレ]“スター軍団”関東A圧勝発進、中国・四国選抜を寄せ付けず

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関東選抜Aは4-0の圧勝劇をみせた

[2.16 デンソーカップチャレンジ 中国・四国選抜0-4関東選抜A]

 第32回デンソーカップチャレンジサッカー熊本大会が16日に開幕し、1回戦が行われた。関東選抜Aは中国・四国選抜に4-0で圧勝した。

 明日の準決勝では関東選抜Aは関西選抜と対戦。中国・四国選抜は北海道・東北選抜と順位決定戦を行う。

『デンソーカップチャレンジサッカー』(通称デンチャレ)は、北海道から九州まで、全9地域の大学選手が選抜チームで対戦する、大学サッカーの“地域対抗戦”。選抜チームに選ばれた大学1年~3年生(新2年~4年生)の選手たちは、それぞれの地域の代表として本大会に臨んでいる。

 4得点もさることながら、相手のシュートを1本に抑える完勝。小井土正亮監督も「プロを目指す選手ばかりのチームだが、みんなエゴを出さずにプレーしてくれている」と手ごたえ十分に語り、「優勝を目指すのは当たり前だと思っている」と言い切った。

「全員がプロを目指す」“スター軍団”は前半から相手を寄せ付けることはなかった。前半23分に左サイドからMF相馬勇紀(早稲田大3年=三菱養和SCユース)が直接FKを決めて先制。相手GKのミスもあったが、試合を優位に進めると、後半13分にはスルーパスに抜け出したFW大橋祐紀(中央大3年=八千代高)が加点。

 さらに後半19分にはCKからFWディサロ燦シルヴァーノ(法政大3年=三菱養和SCユース)の落としを、途中出場のFW坂元達裕(東洋大3年=前橋育英高)がファーストタッチで押し込んで3-0。同23分には相馬のクロスを坂元が再び押し込んで、勝利を決定づけた。 

(取材・文 児玉幸洋)
●第32回デンソーカップチャレンジサッカー熊本大会特集

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