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バルサに完封負けも…フル出場の乾貴士「そんなに悲観することはない」

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バルセロナ戦にフル出場した乾貴士

 エイバルに所属するMF乾貴士は、バルセロナに敗戦も、内容には手応えを感じているようだ。

 17日、リーガ・エスパニョーラ第24節が行われ、エイバルはホームに首位バルセロナを迎えた。バルセロナ相手にも前からプレッシャーをかけ、入りは良かったエイバルだが、前半16分にFWルイス・スアレスに先制点を許してしまう。それでも前半を1点ビハインドで終えたが、後半21分にMFファビアン・オレジャーナが2度目の警告で退場。43分にDFジョルディ・アルバに追加点を決められ、0-2で完封負けを喫した。

 左サイドハーフの位置でフル出場した乾は、左サイドから中央に切れ込んでフィニッシュまで持ち込むなど、果敢にゴールに迫ったが、最後まで得点に絡むことはできなかった。それでもチームはバルセロナ相手にポゼッション率47%、シュート本数は13本(枠内3本)でバルセロナの10本(枠内6本)を上回っていた。

 試合後、乾は「もうちょっと何かやりたかった。最悪、引き分けたかったが、そんなに悲観することはない。今日は世界レベルの選手がいた。ある程度、割り切るところは割り切って考えたい」と振り返った。

「エイバルみたいなチームでもいい試合ができるというのは自分たちの魅力だと思う。そこが長所だと思っているし、続けていくことが大事だと思う」と気持ちを切り替え、「最後の精度が悪いのはいつも通り。急にはそんなに上がっていかないと思うので、日々の練習から意識していきたい」と今後を見据えた。

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