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世界で最も高給取りの監督は?プレミア勢が上位独占でブンデスリーガは…

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抱き合うジョゼ・モウリーニョジョゼップ・グアルディオラ

 スペイン紙『アス』が、世界で最も高給取りの監督は誰なのかを発表している。ランキング形式で伝えた。

■10位:ラファエル・ベニテス(ニューカッスル)
スペイン出身の57歳。愛称は「ラファ」。バレンシアでリーガ・エスパニョーラとUEFAカップを制した後、リバプールの監督に就任。2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで優勝を成し遂げた。インテル、チェルシー、ナポリを経て2016年よりニューカッスルを率いる。年俸は540万ユーロ(約7億1000万円)。

■9位:マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム)
45歳。現役時代はアルゼンチン代表DFとしても活躍した。指導者としては2009年に古巣・エスパニョールの監督に就任。2013-14シーズンは、吉田麻也の所属するサウサンプトンを指揮した。2014年からトッテナムを率い、優勝争いに絡むチームにまで成長させた。年俸は660万ユーロ(約8億7000万円)。

■8位:マッシミリアーノ・アッレグリ(ユベントス)
イタリア出身の50歳。現役時代に目立った活躍はなく、イタリア下位リーグから指導歴をスタートさせる。2011-12シーズン、ミランの監督に就任すると、チームをリーグ優勝に導く。2014年からユベントスを率い、セリエA3連覇(前任のアントニオ・コンテ時代を含めると6連覇)を達成する。年俸は700万ユーロ(約9億3000万円)。

■7位:アントニオ・コンテ(チェルシー)
48歳。現役時代はイタリア代表でも活躍した。2011年、古巣・ユベントスの監督に就任。すると2011-12シーズンからセリエA3連覇を達成する。2016年にチェルシーの監督に就任すると、就任初年度にプレミアリーグ優勝を達成した。年俸は780万ユーロ(約10億3000万円)。

■6位:ユルゲン・クロップ(リバプール)
ドイツ出身の50歳。2001年、マインツで現役を引退すると、そのまま古巣の監督に就任し、2004年に1部昇格を達成する。2008年からドルトムントを率いると、2010-11シーズンから連覇を達成。この時、香川真司も主力として活躍した。2015年からリバプールを率いる。年俸は830万ユーロ(約11億円)。

■5位:ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー)
45歳。現役時代の活躍ぶりは説明するまでもない。古巣であるレアル・マドリー下部組織の監督などを経て、2016年1月、ラファエル・ベニテスの後任として、トップチームの監督に就任する。すると2015-16シーズンからUEFAチャンピオンズリーグ連覇を達成。就任2年目の2016-17シーズンにはラ・リーガも制覇している。年俸は950万ユーロ(約12億6000万円)。

■4位:アーセン・ベンゲル(アーセナル)
フランス出身の68歳。モナコでリーグ・アンを制した後、1995年から翌年9月まで名古屋グランパスエイトの監督を務め、チームを天皇杯優勝に導く。1996年10月にアーセナルの監督に就任。20年以上もチームを指揮する。リーグ優勝は3回。中でも2003-04シーズンの無敗優勝は伝説となっている。年俸は1000万ユーロ(約13億2000万円)。

■3位:{{ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー)
元アルゼンチン代表で47歳。現役時代は主にイタリアやスペインでプレーした。2006年に現役引退後、母国のラシン、エストゥディアンテス、リーベル・プレートを指揮。2011年12月、古巣のアトレティコ・マドリー監督に就任。すると2011-12シーズンのUEFAヨーロッパリーグを制覇。2013-14シーズンにはラ・リーガ優勝に導く。年俸は1500万ユーロ(約20億円)。

■2位:ジョゼ・モウリーニョ(マンチェスター・ユナイテッド)
ポルトガル出身の55歳。自身を「スペシャル・ワン」と呼ぶ。現役時代は主に母国2部でプレー。スポルティングCP、ポルト、バルセロナのアシスタントコーチを経て、2000年にベンフィカの監督に就任。その後、ポルトの監督として2度の国内リーグ優勝、2002-03シーズンにUEFAカップ、翌シーズンにUEFAチャンピオンズリーグを制する。その後、チェルシー、インテル、レアル・マドリーを経て、2013年にチェルシーの監督へ復帰。2015年からマンチェスター・ユナイテッドを率いる。プレミアリーグで3回、セリエAで2回、ラ・リーガで1回のリーグ優勝を誇る。年俸は1600万ユーロ(約21億2000万円)。

■1位:ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ)
47歳。現役時代はバルセロナやスペイン代表などで活躍した。愛称は「ペップ」。2008年、バルセロナの監督に就任すると、2011-12シーズンまでに国内リーグ3回、UEFAチャンピオンズリーグで2回の優勝を達成する。2013-14シーズンからはバイエルン・ミュンヘンを指揮し、国内リーグ3連覇を成し遂げた。2016-17シーズンからマンチェスター・シティの監督に就任。初年度は3位に終わったが、今季は首位を独走している。年俸は1900万ユーロ(約25億2000万円)。

 1位と2位はマンチェスター勢。そして財力を持つプレミアリーグ勢がランキングを独占する形となった。一方で、近年優れた監督を次々と輩出しているドイツ勢はランキングには入ってこず。欧州リーグの中でもイングランドやスペインとは隔たりがあることが改めて明らかとなった。

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