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無期限の出禁処分から3年…仙台、“条件付き”で該当サポの今季観戦を解禁へ

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仙台がサポーター入場禁止措置への対応について発表

 ベガルタ仙台は18日、無期限の入場禁止措置を取っていたサポーターに対し、今季よりアウェーゲームにおいて主管クラブの了承を得たのち、仙台および複数の中心サポーターの管理下で、ビジターエリア以外の指定席で応援グッズなど着用せず、一般客としての観戦を認める対応を実施すると発表した。

 当該サポーターは2015年5月23日のJ1第13節・甲府戦において、試合運営を著しく阻害する行為により、無期限の入場禁止措置を受けていた。同措置の発表から約3年。クラブによると、その間に当該サポーターとは定期的に話し合いを行い、本人の猛省や関係者への謝罪をはじめ、その思いを復興支援活動への参加で示したり、応援に関する準備の手伝いを継続するなど、行動としても表してきたことから、検討の末、更生と成長をさらに確認する猶予期間にしたいと考えているという。同期間中の結果を慎重に判断し、今後の対応を検討していくとしている。

 また、複数の中心サポーターとは、今後の応援について協議する中で、より盛り上がって一体感のある応援スタイルの構築に向け、今まで以上に周囲の理解を得ながら活動していく申し出を受けたようだ。そして当該サポーターの対応においても、今回の猶予期間にて問題視されるような言動や行為を行った場合、連帯責任としてクラブからの処分を受け入れることも双方で確認したと説明した。

 クラブは公式サイト上で「ファン、サポーターのみなさまには日ごろからの熱い応援に感謝するとともに、今後とも安全で快適な観戦環境づくりを進めてまいりたいと思います。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

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