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闘将ガットゥーゾ、名門復活へ愛のムチ「今季終了まで私は選手の悪夢になるだろう」

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ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが18日、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューにおいて、選手たちを称えた。

 ミランは18日、セリエA第25節でサンプドリアと対戦。7分、相手のハンドによりPKのチャンスを得るも、DFリカルド・ロドリゲスのシュートはGKエミリアーノ・ビビアーノの好セーブに阻まれた。しかしミランは13分、MFジャコモ・ボナベントゥーラのボレーで先制すると、試合終了までリードを守り切り、リーグ戦2連勝を飾った。

 今節で敗れた4位インテルとはわずか7ポイント差に迫り、チャンピオンズリーグ出場圏を視野にとらえたガットゥーゾは、選手たちを称賛した。

「私が最も誇りに思っているのは、選手たちが練習に献身的に取り組んでいることだ。私の功績と言えば、新たな哲学を持ち込んだことだけだよ。あとはすべて選手たちのおかげだ。素晴らしい選手たちだよ」

 名門ミラン復活のために、ガットゥーゾは自身が鬼になることをいとわない。

「私は難しいことが好きなんだ。だからここへ戻ってきた。このシャツを着ている限り、最後まで全力を尽くすつもりだ。シーズン終了まで、私は選手たちにとって悪夢であるだろうが、彼らは改善していくことへの意欲、大きな情熱を持っている」

 最後に指揮官は、PKを失敗したR・ロドリゲスについて、アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏を例に挙げ、「マラドーナでも失敗することはあった。彼が前を向いてプレーを続けたことが重要だ」と擁護した。

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