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スクデットだけでは満足せず?ナポリ指揮官が求めるクラブとサポーターの意識改革

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マウリツィオ・サッリ監督が求めるクラブとサポーターの意識改革

 ナポリマウリツィオ・サッリ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で成功を収めるためにはクラブの意識改革が必要だと訴えた。

 サッリ監督率いるナポリは15日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦でライプツィヒと対戦。本拠地サン・パオロで行われた第1戦で1-3と痛い敗戦を喫した。

 現在セリエAで首位に立ち、28年ぶりのスクデット獲得に向け国内では好調を維持するナポリ。23日に敵地で行われる第2戦に向けた記者会見で、サッリ監督は第1戦のパフォーマンスは予期せぬことだったと明かし、選手に奮起を促した。

「我々の第1戦のプレーは道化師のようだった。70%は私のミス、10%はクラブ、10%は選手、そして最後の10%はスタッフだ。控え選手に何も責任がないことは明らか。なぜならその時点でのベストメンバーで臨んだが最悪のパフォーマンスを見せたからだ」

「勝利のため、そして自分たちの価値を証明するためにフィールドへ入らなければいけない。先週の木曜日のパフォーマンスは予期せぬことだった。我々は単純に、セリエAの試合のあとに十分に充電することができなかった」

 さらに指揮官は、欧州CLで本来の力を出し切れていない現状に、サポーターを含めてクラブの意識を変える必要があると語った。

「セリエAでは全力でプレーできているが、他の大会ではそれができていない。これは避けては通れないステップだ。登録人数を増やせば、他の大会も勝ち抜くことができるようになるだろう」

「また、サポーターは皆セリエAに集中している。それはナポリが過去30年間果たせていないことだからだ。しかし、我々はファンの希望によって影響を受けてはいけない。ファンにも前を向いてもらわなければならない。正直に言えば、今のところサポーターはスクデットにしか興味がないのは事実だ」

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