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F・トーレスの残留に「ノー」を唱えたシメオネだが...「人を欺くような質問受けた」

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アトレティコ・マドリーFWフェルナンド・トーレスに関する議論が噴出している

 アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、FWフェルナンド・トーレスの去就について意見を述べ、それが議論を呼んでいる。

 今季終了時にアトレティコとの契約が満了するF・トーレス。21日の公式会見では、同選手の去就に質問が及び、記者とシメオネ監督の次のようなやり取りがあった。

記者:「(アントワーヌ)グリエーズマンは来シーズンもアトレティコで続けます。少なくとも、あなたはそのために可能な限りすべてを尽くしました」

シメオネ監督:「それは質問? それとも発言?」

記者:「そうなるために、あなたは全力を尽くしたということです。トーレスが残留するためにも、同じようにするのでしょうか?」

シメオネ監督:「比較が理解できない。その比較で、何を求めているのか?」

記者:「トーレスが来シーズンも残るため、あなたに働きかける準備があるかを知りたいです」

シメオネ監督:「ノーだ」

 シメオネ監督はその後、『フォックス・スポーツ』で、改めてF・トーレスの残留に言及している。記者の質問に以下のように答えた。

「あれは人を欺くような質問だった。論争を引き起こす狙いがあった。明らかにね。彼は私に『グリエーズマンが残留するために尽くした努力を、トーレスが残留するためにも尽くすか』と言った。私は自分の考えに正直にあろうとして、ノーと言ったんだ」

「当然、私はチームのことを第一に考える。だが、なかには独りよがりな人間がいる組織がある。私は常にチームとクラブのことを考える。それが彼らと私の違いだ」

記者:「トーレスは契約が満了します。感謝して、別れを伝えるということでしょうか?」

「いや、それはクラブが決断することだ。我々コーチングスタッフ、フェルナンド自身と話し合った上でね」

記者:「しかし、あなたはもう決断を下しているのではないですか?」

「そうではない。私は自分の意見を言っただけだ」

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