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史上初平日開幕戦に1万9633人、ポドルスキ「いい宣伝になったんじゃないか」

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ベストアメニティスタジアムには1万9633人の観衆が詰めかけた

[2.23 J1第1節 鳥栖1-1神戸 ベアスタ]

 史上初の平日金曜日に行われた開幕戦。心配された気温も6.6度と、思ったほどの寒さがなかったこともプラスに働いたかもしれない。20時キックオフという試合だったが、佐賀県鳥栖市にあるベストアメニティスタジアムには、昨年の同スタジアムの平均を大きく上回る1万9633人の観衆が詰めかけた。

 試合はサガン鳥栖が前半3分にFW田川亨介が自ら獲得したPKを決めて先制。後半は一転、ヴィッセル神戸のペースで進み、後半42分に生まれたFWハーフナー・マイクのゴールによって、1-1のドローで終了した。

 試合後、報道陣に対応した村井満チェアマンは「緊迫したいいゲームだった」と振り返ると、「クラブ個々の事情はあると思う」とした上で、多くの観衆を集めた金曜日開催には手ごたえ十分の様子で語った。

 選手たちからも金曜日開催については前向きな意見が聞かれた。神戸のMFルーカス・ポドルスキが「いい試合になって、Jリーグにとってもいい宣伝になったんじゃないか」と話せば、18シーズンファーストゴールを決めた鳥栖のFW田川も「このスタジアムは雰囲気もある。サポーターと近いので力になった」と平日夜に駆け付けてくれたサポーターへの感謝を語っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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