beacon

終盤の猛攻も実らず…岡崎欠場のレスター、OGで追いつくも19位ストークとドロー決着

このエントリーをはてなブックマークに追加

レスターはオウンゴールで追いついたが…

[2.24 プレミアリーグ第28節 レスター・シティ1-1ストーク・シティ]

 プレミアリーグは24日、第28節を行った。FW岡崎慎司の所属するレスター・シティはホームでストーク・シティと対戦し、1-1で引き分けた。8日の練習中に膝を痛めた岡崎は、引き続き欠場となっている。

 16日に行われたFA杯5回戦でシェフィールド(2部相当)を1-0で下し、ベスト8進出を決めたレスター。その試合からスタメンを2人変更し、MFビセンテ・イボーラとFWケレチ・イヘアナチョに代え、MFマッティ・ジェームズとMFマーク・オルブライトンを先発で起用した。

 試合はレスターがボールをもたされる展開に。得意のカウンターの形をなかなか作ることができず、前半はポゼッション率68%を誇った。シュートはMFリヤド・マフレズが右からカットインして左足シュートを放つなど5本(枠内2本)放ったが、いずれも決定的なシーンに至らない。

 均衡を破ったのは、うまく“レスターらしさ”を消した19位ストークだった。前半43分、左サイドのハーフェーライン付近でボールを奪ったMFジョー・アレンが、敵陣中央のスペースにパスを出す。これを受けたFWジェルダン・シャチリが縦に仕掛け、そのまま右足を一閃。利き足とは逆だったが、ゴール右の際どい位置に飛び、先制のゴールネットを揺らした。

 前半のように攻めあぐねるレスターは、後半16分に2枚替え。MFデマライ・グレイとDFダニー・シンプソンに代え、FWフセニ・ディアバテとイヘアナチョを投入。オルブライトンが右サイドバックにポジションを下げた。

 すると、クロード・ピュエル監督の交代策が奏功する。レスターは後半25分、マフレズのスルーパスで右サイド深くに抜け出したオルブライトンがシュート性のクロスを入れる。ニアに勢いよく飛び込んだFWジェイミー・バーディーには合わなかったが、GKジャック・バトランドがファンブルしたボールがゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。

 これで勢いづいたレスターは後半34分、左CKからマフレズ、バーディ、DFハリー・マグワイアと立て続けにシュートを浴びせたが、GKバトランドのファインセーブもあって逆転とはならず。さらに43分には、左サイドからマフレズがクロスを供給。ジェームズが頭で合わせたが、惜しくも右ポストを叩いた。

 終盤に猛攻を仕掛けたレスターだったが、ストークの守備を崩すことができず、1-1でドロー決着。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2017-18特集

TOP