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“因縁カード”は大分に軍配! 4発猛攻でリベンジ狙う栃木を返り討ち

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[2.25 J2第1節 栃木2-4大分 栃木グ]

 大分トリニータが3年ぶりにJ2に復帰した栃木SCを4-2で下した。栃木にとって大分は、2016年シーズンにJ3首位を争い、最終的に勝ち点2差で優勝とJ2自動昇格を譲った因縁の相手。ホーム開幕戦でリベンジを狙ったが、大分の勢いに押し切られる形となった。

 先手を取ったのは、開始からテンポの良いボール回しを見せていた大分。前半4分、FW三平和司がダイレクトで出したスルーパスからFW後藤優介が裏へ抜け出すと、ファーストタッチでGK石川慧をかわし、左足でゴールに流し込んだ。

 同11分にはショートパスで中央を崩し、栃木MFヘニキがクリアしようとしたボールを後藤がブロック。PA手前中央で自らこぼれ球に反応し、ゴール右へ強烈な右足のシュートを突き刺した。

 後藤の2得点で2-0とした大分はさらに前半24分、MF宮阪政樹の右CKをDF温井駿斗に頭でかき出されるも、PA後方中央からMF丸谷拓也が右足でダイレクトシュート。敵味方に当たってこぼれたボールをJ3・2年連続得点王の新加入FW藤本憲明が左足で蹴り込み、自身J2初ゴールで3-0とした。

 栃木は後半12分、ヘニキが左サイドから右足で送ったクロスをPA内中央のFW大黒将志がバックヘッドでゴール右に決め、1点を返すが、大分が同33分に決定的な4点目を奪う。

 PA内左でドリブルを仕掛けた三平が中央に切れ込みながら複数のDFの注意を引き付け、タイミングよくラストパス。フリーで走り込んだ途中出場のFW伊佐耕平が左足のシュートをゴール左へ決め、勝利を確実なものとする。

 栃木は後半アディショナルタイム3分、FWネイツ・ペチュニクがヘッドで流したボールをMF西谷和希がミドルレンジから左足で豪快に叩き込み、2点差に詰め寄るが、反撃はここまで。J2復帰初戦は大量失点での黒星となった。

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