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充実の時を過ごす酒井宏樹、マルセイユへの愛着示す「必要とされる限りここで…」

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地元紙のインタビューに応えた酒井宏樹

 マルセイユDF酒井宏樹は、地元紙のインタビューに応じ、クラブへの愛着を語っている。

 2016年にフランスの名門クラブに加入した酒井。着実に成長を見せると、今季はリュディ・ガルシア監督の信頼を完全に掴んでいる。

 ここまで公式戦36試合出場、リーグ戦では26試合中24試合に出場し、2018年に入ってからは本職ではない左サイドバックでプレーしアシストを記録。ファン投票による前半戦のチームMVP投票では3位となるなど、マルセイユでの地位を確立している。

 順調なときを過ごす酒井は、クラブへの愛着も強くなっているようだ。地元紙『La Provence』のインタビューに応じ、できるだけ長くとどまりたいと明かしている。

「クラブが必要とする限り、ここに残りたいです。ですが、それは自分のパフォーマンス次第であるということもわかっています」

 また、「12歳までは攻撃的なポジションでしたが、アカデミーでは上手い選手がたくさんいたので、ポジションを下げました」と、サイドバックでプレーすることになった秘話を明かしている。

 マルセイユは、次戦リーグ・アン第27節で首位パリSGと対戦する。上位チーム同士の対戦というだけでなく、意地と意地がぶつかりあうダービーマッチだ。この試合でも先発が予想される日本代表DFは、「PSGに勝てたら海に飛び込むよ」と約束している。

 リーグ戦では3位とチャンピオンズリーグ出場圏内をキープし、ヨーロッパリーグでもラウンド16まで勝ち上がっているマルセイユ。そんな好調のチームの中で、日本代表DFは欠かせない存在となっている。

 相思相愛のクラブでコンディションを維持し、6月から始まるロシアW杯でも活躍できるだろうか。

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