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「今日の出来には納得しない」…東京Vの18歳FW藤本寛也、堂々の開幕スタメンデビュー

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[2.25 J2第1節 東京V2-1千葉 味スタ]

 堂々とした開幕スタメンデビューを飾った。1999年7月1日生まれの18歳。今季ユースからトップチームに昇格した東京ヴェルディFW藤本寛也は後半28分までピッチに立ち、チームの白星スタートに貢献した。

 試合前日に告げられたという開幕スタメン。「気負わずにやろう」とピッチに向かうと、4-3-3の右ウイングの位置に入って自身の存在を猛烈にアピールする。前半9分、自陣でボールを受けて前を向くと、「前を見た瞬間にドウグラス(・ヴィエイラ)選手が走っていて、相手CBとSBの間にスペースが見えたので、そこに強いボールを出そうと思って蹴った」と針の穴を通すような鋭いスルーパスを供給。このパスから抜け出したFWドウグラス・ヴィエイラがDF増嶋竜也のファウルを誘うと、増嶋が一発退場となって数的優位な状況が生まれた。

 さらに、このプレーで得たゴール前でのFKでは、プレースキッカーを務める。「あの位置は結構自信があって、ファーに速いボールを入れようとした」というボールは相手の壁にはね返されたものの、CKでもキッカーを任されるなど、左足から蹴り出す正確なキックで好機を創出。流れの中でも巧みな足技を武器にボールキープし、攻撃のスイッチを入れるパスを繰り出すなど、この日がJデビューとは思えないほどの落ち着いたプレーでボールに関与し続けた。

「Jリーグの試合に出るのは初めてだったけど、緊張はあまりしなかった。でも、感覚的に普段やっているときとの違いがあったので、そこで良いプレーが出せれば良かった」

 十分な存在感を示したものの、本人は「グラウンド上で自分が一番存在感があるようなプレーを常に心掛けているので、今日の出来には自分としては納得いっていない」と表情を引き締める。だが、新たな一歩を踏み出したことには間違いない。「J1昇格を第一の目標に、1試合1試合勝ち星を取れるように日々の練習から努力したい」と“次の一歩”に向けて日々成長していこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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