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酒井宏は途中交代、ネイマールも負傷交代のダービーマッチはパリSGに軍配

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DF酒井宏樹がFWネイマールと今季2度目の対戦

[2.25 リーグ1第27節 パリSG 3-0 マルセイユ]

 リーグ1は25日に第27節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユは敵地でパリSGと対戦。酒井は右SBで先発出場したが、後半14分に交代となった。

 22日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦・ブラガ戦(0-1)では左SBでフル出場した酒井は、今節は右SBでの起用となった。一方、パリSGは最前線にFWネイマール、FWエディンソン・カバーニ、FWキリアン・ムバッペを配置。10月22日の第10節以来となる対戦で、酒井は再びネイマールとマッチアップした。

 今季2度目となった2大都市間のダービー“ル・クラスィク”。1度目の対戦である第10節は2-2のドローで終わっており、今季リーグ戦の上位に位置する2クラブが改めて雌雄を決した。序盤から攻勢に出たのはパリSG。前半10分、DFダニエウ・アウベスの縦パスを受けたムバッペがPA右から鋭く切り込んで左足シュートで先制に成功する。

 パリSGの勢いは止まらず、前半27分にはMFアドリアン・ラビオがDFレイバン・クルザワとのワンツーから左サイドを突破。PA左から折り返してネイマールが合わせると、マルセイユDFロランドに当たってオウンゴールとなり、2-0とリードを広げた。同42分には酒井が右サイドから仕掛けてクロスを上げるがブロックに遭い、マルセイユは得点を返せずに前半を折り返した。

 マルセイユは後半8分、MFフロリアン・トバンとの連係から酒井が再び右サイドを突破。右足クロスはクルザワのブロックに阻まれる。すると同10分にパリSGがダメ押しの3点目。ネイマールが酒井の守備をかいくぐって左サイドからクロスを上げると、PA中央で受けたカバーニが反転シュートで鮮やかにゴールに突き刺した。

 酒井は後半14分にDFブナ・サールと交代。パリSGも後半16分、26分と3枚の交代カードを使い切ると、後半32分にネイマールにアクシデントが起きる。相手選手と接触した際にバランスを崩して右足を捻り、苦痛の表情を浮かべながら担架でピッチを後にした。

 交代カードを使い切っていたため、ネイマールを欠いたパリSGは10人のままプレー。しかしDFチアゴ・シウバを始め、気合いの入った守備で守り切り、パリSGが3-0で勝利を飾った。両者は28日にクープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)準々決勝で再び相まみえる。

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