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森岡亮太が真価発揮の2発!!監督からの要求は…「だいぶクリアになってきている」

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MF森岡亮太が移籍後初ゴールを含む2得点

 25日に行われたベルギーリーグ第28節ムスクロン戦でアンデルレヒトMF森岡亮太が移籍後初ゴールを含む2得点を記録し、新チームでも真価を発揮した。

 まずは前半26分、ロングパスをFWウカシュ・テオドルチクが頭で落とし、MFピーテル・ヘルケンスが滑りながら右足でクロス。「ピーテルが決めるだけのボールくれた」とファーからフリーで走り込んだ森岡が右足シュートでネットを揺らした。「練習からずっとトライしていた形」で完全に崩し、移籍後初ゴール。「良い形でしたね。あそこまで崩し切れたというのもあります」と喜んだ。

 試合は打ち合いの様相を呈し、4-3で迎えた後半アディショナルタイム3分、森岡はカウンターから浮き球パスにフリーで走り込む。PA外に飛び出してきた相手GKがクリアミスすると、背後に抜けた森岡がPA手前でジャンプしながら右足ボレー。これが無人のゴールに吸い込まれ、1試合2得点をマークした。

「最後のゴールはGKがミスってくれてラッキーだったけど、あのシーンも、完全にカウンターで2対1の状況をつくっていた」。チームは4-0にリードを広げたあとに3失点。嫌な流れだったが、最後にダメ押しの5点目を挙げ、「3失点してスタジアム全体が『あれ?』みたいな感じになっていた中で、最後しっかり決められて良かった」と安堵した。

 2試合ぶりに先発復帰した森岡はこれが加入後4戦目。徐々にチームにフィットし、「来てから監督のイメージを自分に落とし込んでいくというのをずっと続けていて、それがだいぶクリアになってきている」と手応え。監督からの要求は「ボールがない状態からチャンスをつくる」「動きのみでいい形に持っていく」部分だと説明する。

「ポジションを意識してそこからスタートする形が多い。今まではどんどんボールに絡めてたのが、少し状況を見て走る、ランの回数を意識するようになったというか。どっちかというと自分が1対1をつくってあげるパスを出してたのが、自分がもっとゴール前に抜け出して1対1になるシーンをつくるとか、違うことを求められている」

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