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ゲキサカユース担当記者厳選「九州高校新人大会11傑」

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九州大会での活躍が光ったFW奥原零偉(大津高、右)とDF井崎涼輔(東福岡高)

 ゲキサカの人気企画、「ユース取材記者が推薦する注目の11傑」。これまで実施してきたインターハイや選手権開幕前の注目選手特集に加え、ゲキサカ記者の取材大会から11名を厳選する企画を新たにスタートします。第1回は2月17日から20日まで開催された平成29年度第39回九州高校(U-17)サッカー大会(九州高校新人大会)での活躍が光った11名を選出。その11名を紹介します。

ゲキサカ高校担当・吉田「開催地・宮崎県代表の日章学園高と宮崎日大高がベスト4に進出して盛り上げた大会は、優勝校・大津高と準優勝校・東福岡高の強さや古豪・大分工高の奮闘も印象的でした。今回の11名は主にベスト4以上のチームから選出していますが、他にも予選リーグ敗退校含めて印象的なプレーをしていた選手が多数。毎年のように“面白い”選手がいる九州新人は今年も、発見のある大会でした」

以下、編集部・吉田選出の11名
GK松田亮(東福岡高2年)
「チーム方針でGK老川直利と併用されていたため、出場は3試合のみ。だが、ゴール前での存在感は大会随一だった。中学2年生から本格的にGKを始めたという松田はハイボールの処理、セービングなど着実にレベルアップ。特に『GKは蹴れないといけない』というこだわりを持つキックは必見だ」

DF吉村仁志(大津高2年)
「『NIKE NEXT HEROプロジェクト』イタリア遠征を経て、より意識を高めた“植田2世”。中学時代は無名も、そのポテンシャルの高さと“吸収力”で全国トップクラスのCBに。九州大会では『ヘディングでは絶対に負けない自信がある』というヘッドで攻守に相手を圧倒し、準々決勝では2ゴール」

DF井崎涼輔(東福岡高2年)
「183cmの長身CBは、準々決勝・鹿児島高戦と準決勝・日章学園高戦で2試合連続CKからヘディング弾。昨年からレギュラー、CB西田翔央不在の最終ラインをCB岩城雄大とともに支え、前線へのフィードでもアクセントに」

DF中村拓海(東福岡高2年)
「右SBというポジションに収まらないプレーエリアの広さを披露。右サイドから縦に仕掛ける突破も相手にとって脅威だったが、中盤中央に再三顔を出して、余裕すら感じさせるボールキープとパスで攻撃の組み立てをする部分でも存在感を示した」

MF福島隼斗(大津高2年)
「『タイトル獲るために走らないといけない』と掲げてチームのために走り続けた優勝校・大津のリーダー。苦しい試合展開、悪コンディションでは特に彼の守備、運動量が一際光った。精度の高いキック、セットプレーからのヘディングシュートも大津にとって大きな武器に」

MF中村拓也(東福岡高2年)
「九州新人大会で特に“巧さ”が光ったMF。憧れの選手に『(中学時代から先輩の)中村健人くんとか、(現役時代の)グアルディオラ』を挙げる中村は、相手のプレッシャーをいなす技術と高精度のプレースキック、サイドチェンジなどにも注目。2列目からの飛び出しでゴールを奪う力も示した」

MF松原亘紀(大津高2年)
「対戦相手に『大津の7番は上手かった』と唸らせたレフティー。決勝戦で左足FKを見事にゴールへ突き刺して決勝点を挙げたほか、その正確な左足と右サイドからの突破によって全ての試合で大津の得点に絡んで見せた。『個で打開して点を獲れるようになりたい』と誓う」

MF河原淳(日章学園高2年)
「主将のMF比嘉将貴とともに日章学園の攻撃の中心となったアタッカー。『この身長でも世界とかでも戦っていけるところを見せたい』という小柄なアタッカーは個で局面を打開し、サイドからゴール前に飛び込む動きや右足キックで貴重な得点をもたらした」

MF水野雄太(大津高2年)
「大津のエースは今大会、快調な滑り出しを見せていたが、予選リーグ最終節の試合開始直後に負傷交代し、準々決勝、準決勝は欠場。それでも決勝の後半開始から出場すると、わずか28分間でインパクト十分のプレー。ゴール方向へ切れ込む仕掛けとシュート、ラストパスで試合を決める」

FW奥原零偉(大津高2年)
「筑陽学園での2得点を皮切りに、6試合で計5得点。先制アシスト、2点目に繋がるFK獲得、そして自らダメ押しゴールで勝利に貢献した決勝戦だけでなく、大会を通じて多岐に渡る活躍を見せた。『育成がいい』という理由で地元・東京を離れ、熊本の名門へ進学した点取り屋がMVP級の活躍」

FW矢野達也(大分工高2年)
「『FWは得点を決めないと、FWをすることはできない』という決意を持つFWは、那覇西高との初戦でハットトリックを達成。そして日章学園高、創成館高戦でも先制点を挙げて一躍注目度を高めた。大分U-15時代はボランチで右足キックも秀逸。FW転向によってその得点力、キープ力を含めた武器がより発揮されている」

Sub
GK小原司(日章学園高)、DF西原大地(大津高)、MF比嘉将貴(日章学園高)、MF日野翼(宮崎日大高)、MF野寄和哉(東福岡高)、FW三島光貴(宮崎日大高)

(取材・文 吉田太郎)

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