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大迫勇也、地元紙で“ケルン愛”を強調…ライバル都市に引っ越した理由を告白

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大迫勇也が“ケルン愛”を強調

 日本代表FW大迫勇也は、2部降格の危機が迫るケルンに来季も残る可能性があるようだ。地元紙の『エクスプレス』に対し、ケルンへの愛着を強調した。

 2014年1月に1860ミュンヘンに加わり、その半年後にはケルンへの移籍を果たした大迫はドイツの地での生活は5年目に入ったところ。『エクスプレス』によると今回のインタビューではドイツ語の質問は通訳を介しなくても理解できている様子で、受け答えも「ドイツ語をたくさん使い、上手かった」という。

 そんな大迫だが、昨年5月に家族とともにケルンと古くからライバル関係にある同じラインランド地方のデュッセルドルフの街に引っ越していたことが明かされている。ケルンのサポーターにとって、応援するクラブの選手がライバル都市に住居を置くのはなかなか受け入れ難いことだが、本人はこのように話している。

「ケルンとデュッセルドルフの間のライバル関係については知っています。日本でも東京と大阪との関係に似ているかもしれません。実際、僕はケルンに住みたいのですが、家族のことを考えると、娘が日本人幼稚園に通える事情があるので。デュッセルドルフには日本人がたくさん住んでいますし。ただ、娘が大きくなったらケルンに戻るかもしれません」

 さらに記者が「デュッセルドルフの何が気に入っていますか?」と問われた大迫はこう返した。

「それはずるい質問ですね。デュッセルドルフには確かにいい街だと思いますが、正直に言わせてもらいます。個人的にはケルンの方がお気に入りです。ケルンの選手として話しかけられたりするか? それは滅多にないです。稀に日本人に話しかけられる程度かな。普通に生活しているだけで、ケルンの選手だからと言って、デュッセルドルフで嫌な目に遭うことはないですね」

 現在は最下位に沈むケルンだが、2部降格となった場合、同クラブに残るのだろうか。逆転勝利を収めた25日のRBライプツィヒ戦(2-1)の前にインタビューに応じた大迫はこう返している。

「今のところケルンでの戦いに集中していて、来シーズン以降についてはまだ考えていません。まだ試合もたくさん残っていますし。それについて考えるのは、今季がすべて終わってからです」

 1860ミュンヘンに所属していた半年間でブンデスリーガ2部を経験している大迫だが、「ケルンが2部に降格したらすぐに出ていくのでしょうか?」との質問に対し、「いいえ!僕はケルンでの4年間をとても大切に思っていますし、ここは居心地良いので」と返答し、ケルンがたとえ降格しても残留する可能性を示唆している。

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