26日に51歳の誕生日を迎えたJ2横浜FCのFW三浦知良について、イタリアのサッカー情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』が特集記事を掲載した。

「今日が誕生日…」のコーナーにおいて、現在も現役でプレーを続ける三浦が51歳の誕生日を迎えたことを伝えている。「カズヨシ・ミウラ…世界をまたにかけ、イタリアに最初に上陸した日本人選手」との見出しをつけ、キャリアを振り返った。

「カズヨシ・ミウラは、ワールドクラスの日本人選手であるだけでなく、永遠の旅人でもあった」と綴り、わずか15歳で単身ブラジルに渡った過去を紹介。「CAジュベントスとサインするが、翌年はサントスでプレーした。複数のブラジルクラブを渡り歩いたのち、1990年代に日本へ復帰した」と伝えた。

　読売(ヴェルディ川崎)を経て、「1994年にジェノアへ移籍。セリエAのピッチを踏んだ最初の日本人選手になった」と、カズが日本人としてイタリアで歴史的な1歩を踏み出したことを振り返った。ジェノアでは、「わずか1シーズンで終わり、サンプドリアとのダービーで記録した1得点にとどまった。イタリアでの冒険を終え、日本へ戻った」と伝えた。

　その後もクロアチアのディナモ・ザグレブや、オーストラリアのシドニーFCへ移籍し、世界各地を飛び回った選手であることに言及。帰国後の横浜FCでは、「50歳を迎えて契約を更新し、驚きの声が広がった」と注目した。

　なお26日には、三浦のほか、トッテナムのスペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテや、ミランでMF本田圭佑の同僚だったスロバキア代表MFユライ・クツカ、ポルトガル代表DFペペらが誕生日を迎えている。

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