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悪夢の後半AT被弾…C・ロナウド温存のレアル、完封負けで8試合ぶり黒星

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完封負けのレアル・マドリーは8試合ぶり黒星

[2.27 リーガ・エスパニョーラ第26節 エスパニョール1-0R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第26節1日目が27日に開催され、レアル・マドリーエスパニョールのホームに乗り込んだ。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半アディショナルタイムにFWジェラール・モレーノが決勝ゴールを奪い、エスパニョールが1-0の完封勝利を収めた。

 前節アラベス戦から中2日で、この一戦を迎えたレアルはMFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロース、DFマルセロらを負傷で欠く上、FWクリスティアーノ・ロナウドが招集外。さらにFWカリム・ベンゼマやDFダニエル・カルバハルらがベンチスタートとなった。

 前半7分にゴールに迫ったのはアウェーのレアルだった。MFイスコのパスから右サイドを駆け上がったDFアクラフ・ハキミのクロスをFWガレス・ベイルがヘディングで合わせるも、枠内に飛んだシュートはGKディエゴ・ロペスの阻まれてしまう。前半26分にはエスパニョールがゴールを脅かすが、MFカルロス・サンチェスのパスからPA内に走り込んだG・モレーノのシュートはゴール左に外れた。

 スコアレスのまま迎えた後半の立ち上がりにエスパニョールにフィニッシュに持ち込まれながらも、GKケイラー・ナバスが阻むなど得点を許さなかったレアルは同7分にカウンターを発動。センターライン付近で相手のパスを奪ったアクラフが自らPA内まで運んで右足シュートを放つが、ボールはD・ロペスの守備範囲に飛んでしまった。

 すると後半24分にレアルベンチが動き、イスコに代えてベンゼマを投入。さらに同36分にはベイルに代わってMFダニ・セバジョスがピッチへと送り込まれる。だが、スコアを動かすことができずに同アディショナルタイムを迎えると、エスパニョールに決勝点を献上。中盤でボールを受けたG・モレーノが右サイドに展開して自らはゴール前に走り込むと、FWセルヒオ・ガルシアのクロスを右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、1-0の完封勝利を収めた。

 ここ数試合複数得点を奪うなど、4連勝と好調を維持していたレアルだったが、第19節ビジャレアル戦(●0-1)以来、8試合ぶりの黒星を喫した。

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