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士気上がるユーベ、指揮官も「ヨーロッパ全体に我々の能力を見せたい」

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ユベントスがコッパ・イタリア決勝進出を決めた

 コッパ・イタリア(国内杯)の準決勝第2戦が28日に行われ、ユベントスはホームでアタランタと対戦し、1-0で勝利。第1戦も1-0で勝利を収めているため、決勝進出を決めた。

 序盤はアタランタ特有のマンマークに苦しめられたユベントスだったが、後半30分にMFブレズ・マトゥイディがPA内で倒されてPKを獲得。MFミラレム・ピャニッチがPKを正面に決め、試合巧者のユベントスがそのまま1-0で勝利を手にした。

 4連覇を目指す王者が順当に決勝まで駒を進めた。クラブ公式サイトによると、決勝点を決めたピャニッチは「アタランタは良いチームなので、倒せて嬉しい。彼らはここまで勝ち上がったのが偶然出ないことを証明した」とジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のもとで着実に力をつけている相手方を称賛しつつ、「決勝進出は今シーズンの目標のひとつだった。チーム全体のこれまでの努力が報われた」と安堵のコメントを残している。

 また、2月4日の太もも負傷から復帰したばかりにも関わらず、圧倒的な存在感を発揮したマトゥイディは「もう一度試合のテンポになれる必要があった。トレーニングでハードワークを続けないといけない」と試合を振り返る。「ユーベで初めて決勝に進めて嬉しい。今後この数が増えていくことを願っているよ」と新加入から充実のシーズンを遅れていることに満足感を示した。

 続出していた怪我人問題も少しずつ解決に向かっている。この試合では終盤にFWパウロ・ディバラが出場し、コンディション回復をアピール。マトゥイディやMFサミ・ケディラ、MFクラウディオ・マルキージオも復調を見せており、FWゴンサロ・イグアインも3月3日のセリエA第27節・ラツィオ戦に出場する可能性が高いという。

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督は「目標だった決勝進出を達成し、まだ3つ全ての大会に残っている。選手たちを褒めたいと思う」と選手たちをねぎらう。また今後について、「今はセリエAに注意を向ける必要がある。それからロンドンでの重要な試合に向かう。大きな舞台で、ヨーロッパ全体に我々の能力を見せたい」とリーグ戦、そしてUEFAチャンピオンズリーグに向けて気持ちを切り替えていた。

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