ガンバ大阪のMF遠藤保仁がファン・サポーターに対し、ある提案を行っている。

　G大阪はJ1開幕前の2月23日に『遠藤選手フェアプレーメッセージ』と題した動画を公開。遠藤は動画内でフェアプレー宣言を行った後、「そして提案があります」と切り出すと、「惜しいシーンがあった時、ため息に近い『あ〜』という声ではなく、このスタジアム(吹田S)では選手を奮起、促す意味で低音で『ウー』という声にしてみませんか?」と提案した。

　この動画は2月24日に開催されたJ1第1節・名古屋戦の会場内でも流され、クラブ公式サイトにも同じ内容の呼びかけが掲載されている。同サイトでは「スタジアムにいる全員で行えば、海外サッカーのような雰囲気に!ピッチ上の選手へも後押しになります」とも記載。実際に遠藤も過去に日本代表としてブラジルで戦った際に、チャンスの時や惜しい時に必ずスタンドから「ウー」という声と拍手を受け、エネルギーをもらったと説明されている。

　動画の最後で遠藤は「スタジアム全体でこの声が出せれば、ファン・サポーターが一体感のある雰囲気になるんじゃないかなと思います。このスタジアムを最高の空間にするために、みなさんぜひこのチャレンジに取り組んでもらえれば嬉しいなと思います」と協力をお願いした。

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