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C大阪柿谷2戦連続弾など生まれるも…札幌粘りの後半3発でドロー

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柿谷は2試合連続ゴールを決めた

[3.2 J1第2節 C大阪3-3札幌 金鳥ス]

 フライデーナイトJリーグ、J1第2節が2日に行われ、セレッソ大阪北海道コンサドーレ札幌は打ち合いの末に3-3で引き分けた。C大阪は2戦連続ドロー。札幌は1分1敗でともに初勝利はお預けとなった。

 前半主導権を握ったのはC大阪だった。そして前半27分、左サイドからMF高木俊幸がクロスを入れると、ゴール中央でFW杉本健勇がコントロール。DF3人に囲まれていたが、一人の股下を抜くシュートを蹴り込み、ゴール左隅を揺らした。

 さらに前半43分、MF水沼宏太からFW柿谷曜一朗にボールが渡ると、柿谷は軽やかにヒールでボールを流す。ここに走り込んだMF高木俊幸が豪快にゴールを奪い、前半だけで2点のリードを奪った。

 しかしMF宮澤裕樹に代えてMF兵藤慎剛を投入した後半は、札幌が息を吹き返す。後半8分のFKを合わせたFWジェイのヘッドはオフサイドだったが、同17分、右サイドからMF三好康児が上げたクロスに中央で飛び込んだMFチャナティップが頭で決めて、1点を返す。昨年よりプレーする“タイのメッシ”が嬉しいJ初ゴールを決めた。

 勢いに乗る札幌は後半24分、DF福森晃斗のFKは相手に弾かれるが、跳ね返りを繋いで駒井が入れ直す。これをMF深井一希が頭で押し込み、ついに同点に追いつく。

 ただここでC大阪が強さを見せる。後半27分にカウンターを発動。杉本のスルーパスに左サイドから走り込んで反応した柿谷が、GKとの1対1をダイレクトシュートで制して、突き放すことに成功した。柿谷は開幕戦に続く2試合連続ゴール。

 しかしこの試合はこのままでは終わらない。後半34分、札幌は左サイドで獲得したCKを福森が蹴ると、DF進藤亮佑が頭で合わせる。これがGKキム・ジンヒョンの手を弾いて、ゴールネットに収まる。さらに同39分にはCKをジェイが落としてチャナティップがビッグチャンスを迎えるが、シュートを枠上へと大きく外してしまった。

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