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移籍後初先発も前半で交代…G大阪MF矢島慎也「迷いながらやっている感じは否めない」

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移籍後初先発となったG大阪MF矢島慎也

[3.3 J1第2節 鹿島1-0G大阪 カシマ]

 移籍後初先発のチャンスを生かせなかった。今季、浦和から完全移籍でガンバ大阪に加入したMF矢島慎也はダブルボランチの一角で今季初先発。前半24分に鋭いスルーパスでFW倉田秋のシュートを演出する場面もあったが、前半終了時点でベンチに下がった。

「ミスもあったし、なかなかうまくいかないことも多かった。自分自身、迷いながらやっている感じは否めない」。新天地のG大阪は今季からレヴィー・クルピ新監督が就任。DF米倉恒貴が「監督も『選手を見極めている段階』と言っている」と話すようにチームの形はまだ発展途上にある。

 それでも矢島とダブルボランチを組んだMF市丸瑞希は20歳で、後半開始から矢島に代わって投入されたFW中村敬斗は17歳。途中出場したMF福田湧矢も18歳と、攻撃センスに長けた若い才能を新指揮官は次々と抜擢し、攻撃的なサッカーの片鱗を見せつつある。

 名古屋との開幕戦(2-3)は後半15分からの途中出場だった矢島。「チームが悪い状況の中でチャンスをもらって、かなり気合は入っていた。なかなかうまくいかないですね」。そう声を落とすも、「またチャンスをもらえるように練習からやっていくしかない」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 西山紘平)

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