beacon

敗北直後のリーグ戦で『全勝』継続…長谷部フル出場のフランクフルトが欧州CL圏内キープ

このエントリーをはてなブックマークに追加

フル出場を果たしたフランクフルトMF長谷部誠

[3.3 ブンデスリーガ第25節 フランクフルト1-0ハノーファー]

 ブンデスリーガは3日、第25節2日目を各地で行い、MF長谷部誠とFW鎌田大地所属のフランクフルトはホームでハノーファーと対戦し、1-0で勝利した。これで暫定3位に浮上し、来季の欧州CL出場圏内をキープ。リベロで先発した長谷部は8試合連続でフル出場し、鎌田はメンバー外だった。

 先にスコアを動かしたのは前節のシュツットガルト戦(●0-1)に敗れたフランクフルトだった。前半39分、MFマリウス・ボルフの突破で右CKを獲得し、キッカーのMFジョナサン・デ・グズマンが鋭いボールを蹴り込むと、ゴール前でDFダニー・ダ・コスタがヘディングシュート。うまく叩きつけたボールが豪快にネットを揺らし、24歳のDFにとってはブンデスリーガ初ゴールとなった。

 1点リードのフランクフルトはハースタイム明け、DFシモン・ファレットに代えてDFマルコ・ルスを投入。一方のハノーファーはDFマティアス・オストルツォレクを下げ、DFミーコ・アルボルノスを入れた。

 後半最初のチャンスはフランクフルトに訪れた。8分、FWセバスチャン・アレとのワンツーでPA内に抜けたデ・グズマンがシュートを放ち、GKフィリップ・チャウナーを強襲。同16分には、ダ・コスタがPA内でアルボルノスを倒してPKの判定を下されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判断でシミュレーションに。アルボルノスにはイエローカードが提示された。

 ハノーファーは後半22分、MFマルビン・バカロルツからFWイーラス・ベブ、同30分にはDFオリバー・ゾルクからFWジョナタンを交代。それでもフランクフルトは相手に主導権を譲らず、同37分、FWアンテ・レビッチのスルーパスにアレが反応し、あわや追加点という場面をつくった。そのままスコアは動かず1-0で勝利。今季は敗戦直後のリーグ戦を5試合すべて勝利で飾っていたが、またしても前節の敗北から立ち上がることに成功した。

●ブンデスリーガ2017-18特集
●海外組ガイド

TOP